歯磨剤の選び方
2019年11月9日
歯科医院や薬局などに行ってもたくさんお歯磨き粉がありどれを手に取ればいいか悩むことがあると思います。
成分を見ても良くわからない場合は、目的別に歯磨剤を選んでみましょう。
疾患別には大きく分けて
・虫歯予防
・歯周病予防
汚れの種別には大きく分けて
・プラーク除去
・着色除去
・ヤニ取り
その他では
・歯肉ケア
・根面露出ケア
・ホワイトニング
・知覚過敏
などがあります。
パッケージなどからなにを目的としているか参考にしてみてください。
歯磨剤・歯ブラシの選び方などがわからない場合はご気軽にご相談ください。
根面う蝕はダブルのフッ素で戦いましょう!!
2019年9月13日
歯みがき剤などに配合されているフッ素は、根面の虫歯の予防にも効果が認められています。
☆歯みがき剤と洗口液の併用がおすすめです☆
高濃度フッ素配合 歯みがき剤(1450PPM)
→適切な濃度のフッ素をお口の中に長時間残す為に、すすぎは最低限の水はおちょこ1杯までにしましょう。
フッ素洗口液
→フッ素配合歯みがき剤での歯みがき後に、さらにフッ素洗口液でフッ素を歯に供給しましょう!
ブクブクうがいをした後は水ですすがないようにしましょう。
就寝前の歯みがき後の使用がおすすめです。
上記2点の併用で根面う蝕と戦いましょう!!!!!!!!
根面に出来た虫歯は広がりやすい!
2019年9月6日
歯茎から上の歯の表面はエナメル質という無機質を主とする成分で出来ていますが、根の部分は前者に比べ有機質が多くさらにその主成分はコラーゲンです。
エナメル質の虫歯は唾液の作用で進行を遅らせることが出来ますが、根の部分の虫歯はどんどんとコラーゲンが破壊されていき、唾液はこれを阻止することが出来ません。これが根に出来た虫歯が広がりやすい理由の一つになっています。
ご自身では見えない小さな虫歯も定期健診で早期に発見することが出来ます。定期健診による、早期発見・早期治療を心がけましょう。
根面はなぜ虫歯になりやすい?
2019年8月30日
Q かむところの歯はきれいなのになぜ根元だけが虫歯になってしまうんですか?
A 根面はセメント質と象牙質から出来ていますが、セメント質はすごく薄いためすぐに細菌の酸で破壊されてしまいます。そしてむき出しになってしまった象牙質はエナメル質より歯の成分が溶け出しやすいため、噛む所は問題なくても根元だけが虫歯になってしまうのです。
根面う蝕をご存知ですか?
2019年8月23日
歯はものを咬む部分である頭の歯冠部と歯を支える根っこの部分の歯根部から成り立っています。
年齢とともに歯茎がやせたり、歯周病によって歯茎が下がると、本来歯茎から見えていなかった歯の根元が見えてきてしまいます。
こうして露出した根っこの部分がむし歯になることを根面う蝕といいます。
根面にできたむし歯は多くの場合自覚症状がなく進行します。また、むし歯になっていることも見た目では分かりづらいことがあります。
そうして根面う蝕が進行すると、歯がポキリと折れてしまうこともあるので、毎日の歯磨きを歯と歯茎の境目まで丁寧にしっかり行い、まず歯周病を進行させないこと、露出してしまった根面が有る場合はそこまで意識して磨くことが重要です。
自分でケアすることが難しいこともあるので定期的に歯科医院で検診とクリーニングを受けてください!
元気に生まれてくる赤ちゃんのためにも”予防”しましょう!
2019年8月16日
生まれてくる赤ちゃんに虫歯菌を移さないようにするには、
お母さんをはじめとするご家族のお口が清潔に保たれていることが重要です。
生まれたての赤ちゃんのお口には虫歯菌はいません。
出世後に周囲の人から虫歯菌をもらうのです。妊婦さんのお口の健康のためのみではなく、
お子さんの将来のお口の健康の為にも、お母さんの虫歯菌を減らしておくことがとても大事です。
しかし、においや味に敏感になる妊娠初期は、歯磨きが難しくなる方も多いので、
無理に1日3回がんばらなくても大丈夫です。
ゆったりできる体調のよい時間を選んで、1日1回丁寧に歯磨きをしましょう。
下を向いて、唾液が口の中にたまらないようにして磨くと、嘔吐感が刺激されにくく、磨きやすいです。
歯ブラシを奥まで入れるのがつらい場合は、ブラシのヘッドが小さいものに変えてみてください。
もしそれも難しい場合は、食後すぐに強めのぶくぶくうがいをしてください。
フッ素入り洗口液を使用すると効果的です。
キシリトールが配合されているガムも、赤ちゃんへの虫歯菌の感染を抑える効果が認められており、お勧めです!!
妊婦と虫歯
2019年8月9日
つわりで歯磨きが出来なかったり、間食が増えて、お口の中が酸性になるので虫歯になりやすくなります。
妊娠中に出来るだけ歯科検診を受けて、メンテナンスも受けましょう
妊婦さんの歯科受診の注意点
2019年8月2日
1妊娠中だとかならず伝える
2治療の相談は早めにする
3親知らずの治療は、妊娠前にする事がいいです
4産科の主治医に相談する
赤ちゃんのための歯科検診
2019年7月26日
お母さんのお口の健康は自分のものだけではないというのはご存知ですか?
お母さんのお口の健康は、お腹のの赤ちゃんの育ちや、将来のお口の健康に直接的・間接的に影響するのです。
歯周病の炎症は、お腹の赤ちゃんの成長に影響し、早産にも関わります。
また、お母さんのお口のケアが不十分で虫歯菌がたくさんいると、生まれてきた赤ちゃんのお口に虫歯菌がうつり、お子さんの生涯の虫歯リスクを決定づけてしまいます。
なので、安定期に入られたら歯科医院に受診しましょう!
虫歯を穴の空く前に食い止める!!
2019年7月19日
虫歯は一度出来ると悪くなる一方ではありません。
穴が空く前のCOの段階ならば、虫歯の進行は食い止めることができますし、
うまくいけば健全な歯に戻すこともできます。
虫歯には、進行の遅い「慢性型」と、進行の早い「急性型」があります。
「慢性型」は比較的容易に進行を止めて、安定させることが出来ます。
歯科医院でケアをして、進行を停止しましょう。