虫歯になりやすい習慣していませんか?

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虫歯になりやすい習慣していませんか?

2025年6月6日

虫歯になりやすい歯のイメージ

城東区にある歯科・歯医者のしぎの歯科です。

「虫歯になりやすいな」「虫歯、大丈夫かな」とご心配になっている方。

虫歯になりやすい習慣はご存じでしょうか?

そもそも、虫歯がどうやってできるでしょうか?

虫歯は3つの要素が揃って成立します。

要素①【歯】

要素②【糖】

要素③【虫歯菌(プラーク)】

虫歯になるのは、ご自身の【歯】です。人工物でできた入れ歯や被せ物・詰め物自体は虫歯にはなりません。ただし、被せ物や詰め物の入っている歯に、虫歯ができることはあります。

【虫歯菌(プラーク)】は、【糖】を食べると酸を作ります。

酸によって【歯】が溶けてしまいます。これが『虫歯』です。

その為、この3つの要素が1つでも揃わなければ虫歯にはなりません。

3つの要素が重なる時間が長いほど虫歯になりやすいです。

虫歯を防ぐには、この3つの要素全てが揃う時間を短くすることがとても重要です。

では、毎日の生活習慣の中でどんなことに注意したらよいのでしょうか?

今回は、虫歯になりやすい習慣について、ご紹介させていただきます。

是非、ご自身の現在の生活習慣に当てはまることがあれば、見直してみてくださいね。

歯と糖と虫歯菌の関係

ダラダラ食べしていませんか?

飲食の回数が多かったり、何かをしながらおやつを食べたりする「ダラダラ食べ」は、虫歯のリスクを高めます。

通常、プラークの中のpH(酸性度)は『中性』ですが、食べ物の摂取によって、糖がお口に入ってくると、歯の表面(エナメル質)が溶けはじめます。

これがいわゆる『初期虫歯』です。

ダラダラ食べによって酸性状態が長く続くと、穴が開くような虫歯になります。

プラーク中のpHが酸性に傾いても、唾液には中性に戻ろうとする性質があります。

ですが、ダラダラ食べで、常に糖がお口の中にある状態だと、中性に戻るのが難しくなります。

ですので、唾液があまり出ない状態も、虫歯リスクを高めます。

虫歯のリスク

ダラダラ食べ、チェック項目!

□喉飴をつねに口に含んでいる

飴や歯にくっつきやすいキャラメルなどは、口の中にとどまる時間が長いため、なるべく避けましょう。「口がさみしい」という方には、砂糖を含まないキシリトールのガムがおすすめですよ。噛む刺激によって唾液が出ますので、虫歯予防にもつながります。

□砂糖の入ったコーヒーや紅茶を、仕事中につねに飲んでいる

飲み物に砂糖が入っていないものがよいでしょう。砂糖入りの飲料を飲む場合は短時間で済ませ、その後、口をすすぐなどしておくとよりよいと思います。

□甘い物を食べたり、飲んだりしながら長時間スマホやゲームをしている

「ながら食べ」は、いつの間にか長時間経過してしまうことがある為、控えましょう。

もし摂取するのであれば短時間で、または、寝る前であれば、フッ素配合の歯みがき剤を使用していつも以上に丁寧な歯みがきをしましょう。

□部活中・運動中にスポーツドリンクを飲む

スポーツドリンクを頻繁に飲む習慣になってから、虫歯ができるようになったお子さんは少なくありません。

学校や家で、水代わりに飲むなど、日常的に飲むことを控えましょう。

歯みがきは1日2回(そのうち1回は寝る前)が基本

1日2回以上、フッ素配合の歯みがき剤を使った歯みがきをすることが、虫歯予防に有効です。

就寝前の歯みがきも重要です。唾液には、歯の修復を助ける役割以外に、プラーク(虫歯菌)が増えるのを防ぐ役割もあります。

ですが、寝ている間は唾液がほとんど出ません。そこで寝る前の歯みがきで、お口の中のプラークを可能な限り減らしておきたいのです。

唾液が出にくいということは、歯みがきで使用したフッ素が留まりやすくなります。

この点からも歯みがきは欠かせません。

1日の中で、一番お口の中にプラークが増える時間帯は、起床後です。

このようなことから1日2回の歯みがきが基本になります。

歯みがきのQ&A

Q:歯みがきは、朝食前と朝食後、どっちがいい?

A:虫歯予防のためには、朝食後にみがくのが基本です。とはいえ、お口の機能が低下している方は、食事中にむせやすいので、食事の準備運動として食前に取り入れるのもよいでしょう。

Q:歯みがき剤は使ったほうがいい?

A:フッ素が配合された歯みがき剤を使用しましょう。使用しないと、虫歯予防効果が得られません。しかし、歯みがき剤を使用してもしっかりプラークを除去できていないと意味がありません。しっかりとプラークを除去して、かつフッ素入りの歯みがき剤が効果的です。

Q:歯みがき時間は、長いほどいい?

A:歯周病の予防という点では、時間をかけて、丁寧に歯と歯茎の間のプラークを除去することが大切です。

虫歯・歯周病予防には、下記の歯みがき方法がおすすめです。

歯周病予防のための歯磨き法

Q:歯ブラシはいつ替えるのがいいの?

A:歯ブラシは種類や使い方によって交換時期は異なりますが、1日2回使用する場合では1ケ月(60回)が目安です。

Q:フロスや歯間ブラシを使うのは、歯みがきの前?後?

A:できるだけプラークを除去したあとに歯みがき剤の成分であるフッ素を歯に届けたいため、フロスや歯間ブラシは歯みがきの前に使用しましょう。

Q:洗口剤は使ったほうがいいの?

A:口の中の清掃は歯ブラシでみがくのが基本ですが、口臭や口の中のネバつきが気になったときや、出先で歯みがきができないときは、洗口剤を活用するとよいでしょう。

フッ素配合歯みがき剤を使用するときは、歯みがき直後の洗口剤使用でフッ素が流れてしまいやすいので、少し時間をあけてから洗口剤を使用しましょう。

歯の定期健診をしていますか?

生活習慣からは少しそれてしまいますが、定期的に歯医者で診てもらうことは、虫歯予防にはとても大切です。

虫歯には痛みがともなうため、自覚症状でわかると思っている方もいるかもしれません。

ですが、それは、神経にまで及んだ、かなり進行した場合です。

初期の虫歯は痛みを感じない為、症状が出ていないときに発見し、早い段階で対処することが大事です。

初期の虫歯であれば、進行を止めて改善することもできます。

ですので、日頃から定期的に通い、お口も問題がないか診てもらいましょう。

同時に定期クリーニングも行いましょう。

セルフケアでは、取り切れないプラークや歯石などをプロケアで除去することでより虫歯や歯周病の予防にもつながります。

定期健診は、歯みがき方法を見直したり、生活習慣をリセットできる機会にもなります。

歯科検診の様子

まとめ

いかがでしたでしょうか?

虫歯に影響する生活習慣はさまざまです。

皆さんは、虫歯リスクを高める習慣にどれぐらい該当していましたか?

是非、できることから改善して、虫歯になりにくい生活習慣にしましょう。

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