for messege9 相手はエスパーではない・・・
2017年3月1日
続きを読む 自分が医院マネジメントでいつも,教えをいただいている京都でご開業されている
竹屋町森昭先生より,教えていただいた言葉でエスパーニーズというものがあります.
エスパーニーズとは,自分が困っていることや伝えたいことをは,必ずしも,わかってほ
しい相手には伝わらないということです.
でも,人はつい,自分が困っていることを表情や,感情や,声のトーンなどでなんとなく
『わかってほしい‼︎』
ということから,ついつい言葉にしないことで伝えたいということになりがちです.
で,その上でわかってくれないとなんで,自分はこんなにいろいろサインを
出しているのに気づいてくれないのかとさらにイライラするということがあります.
でも・・・,それは相手が悪いのでなく.自分が相手に何を困っているのか,
伝えれてないことが問題の事が多いです.
今,勤められている院長先生ももしかしたら,イライラすることも多いけど,
もしかしたら,院長先生が何に困っているか教えてくれたら,手伝えるのにという
瞬間だったり,イライラしているから余計に近づかないようにと思ってしまいたく
なることもありませんか?
もしかしたら,自分も同じことをしているかもと考えてください.
人はエスパーではないので,あなたの心の中を覗くことはできません.
何が困っているのか?何を手伝ってほしいのか?
今,自分自身がどんなことを思っているのか?
相手に素直に自分のニーズを伝えることが,結果的に相手に,
自分を理解していただくことの近道になります.
もちろん中には,あなたに気持ちに寄り添い,その気持ちをわかってくれる方
もいらっしゃるかもしれません.そういう方は,もちろん,ありがたい存在
で心強いですが,皆がそういうわけではなく,けっして,わかってくれないのでなく.
わかってあげたいけど,わからないで困っていることもあるという視点を是非持ってみてください.
⚪︎for messege⚪︎
『今,実は⚪︎⚪︎で困っている.⚪︎⚪︎でお願いしたことがある.』そういう自分の中で
感じている感情を素直に表現してみよう.あなたが,困っていることをわかろうと
してくださる方は,あなたが思っている以上に周りにたくさんいます.
もちろん,あなた自身も相手のそのような感情にフォーカスできるように,
気遣いのできる人間を目指していきましょう.