新気付きノート
2006年11月1日
以前、気付きノートというものを作っていました。
それは、どんなものかというと、今日一日働いていて、うれしかったこと、わからなかったこと、少し困惑したことなどを担当の先生ごとに作っていたことがありました。
1・2ヶ月ぐらいすると、その存在が忘れられてしまい、自分のノートを探したのですが、見当たらない。
なぜ、急に思い出したかというと、最近、自分自身の行動で、少し慣れが出てしまい、少し、マンネリ化してないかと思ったからです。
特に診療中というのは、予約の患者様を一日、見させていただく中で、担当していただいているスタッフの人ともう少し、より楽しく、自信を持っていくには、どうすればいいか、最近考えてました。なかなか、一日を振り返るには、診療後にはとりずらく考えた結果、以前のノートを思い出しました。
何でもそうですが、日常というのは、必ず慣れが出てきます。ただし、慣れた中でも、物事の敏感に考えることは、より自分を成長することにつながると思います。
そのことを急に思い出し、とりあえず一冊、ノートを用意してみました。
日々の日常に、どんな気付きを得るかは、人それぞれです。そのことを、みんなでシェアーすることは、多くの考えに触れ、新しいアイデアを生むのではないかと思っています。どれが正解、不正解ではなく、どうすれば、より患者様が喜んでくれるか、自分たちがやりがいをもって、働くことができるか、考えていたいと思います。使い方は、特に決めていませんが、続けることで、よりいいノートができればなと思っています。
今度は、ノートもなくさず、何冊も続くことで、自分のまた、みんなの仕事におけるバイブルになれば、いいなと思い、意識していきたいなと思っています。
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仙台遠征 その② 障害者歯科学会に参加してきました
2006年10月27日
仙台遠征その②
先週仙台に行ってきて、障害者歯科学会にという学会に参加してきました。
以前、大学に勤務しているときから参加している学会で、精神発達遅滞、DOWN症候群、脳性麻痺、自閉症、ADHDなどの先天的障害の方や、脳梗塞後後遺症、狭心症、心筋梗塞などの後天的障害の方の歯科治療を学ぶ学会でした。
たくさんの、全国の地域から、毎年、約1000人ぐらいの歯科関係者が参加され、多くの発表や講演があり、大変、勉強になりました。
特に、歯科に拒絶するお子様にどう向き合っていくか、このお子様の将来のお口の環境をどう維持していくかは、今の小児の患者様を見ていくときに、臨床で応用できそうなこともあり、応用できればな思いました。
久しぶりに、大学の同期・先輩・恩師に会うことができ、近況報告することができるとともに、みんな頑張ってるのをみて、大変励みになりました。
今、読んでいる本で、居酒屋ワタミの社長さんの渡邊美樹さんの本で『きみは なぜ 働くのか』という本の中でこう述べられています。
『ハンディのある者が一人の人間として、社会の中で自立していくには、本人の工夫をさることながら、周囲の人たちの固定観念を緩める寛容さと助けがどうしても必要です。ハンディのある者が生きにくい社会は、ハンディのない者にとって生きにくい社会であると思います。』
自分も、この文面を読んで、本当にそうだなと思いました。
『みんなが住みよい社会になっていくにはどうしたらいいのか、簡単ではありませんが、一人一人、一日にひとつ、何か人のためにいいことを、行っていけば与えてもらい・与えられのいい循環がいろんな所で起きれば違ってこないかな』とも思います。何か将来、形になることができればと思ってます。
何か形にしていく時には、ネットワークが不可欠です。同じような志しで、いろんな地域で、形にしていくことができれば楽しいのかなといろいろ、考えると、将来、楽しみです。
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仙台遠征その① 待ちに待ったかさはら歯科医院さんへの見学
2006年10月24日
先週金曜日より、学会出席のため、仙台に行ってきました。
仙台空港に着いた、その足で、仙台市でご開業されているかさはら歯科医院さんに、見学に行ってきました。
待合室も、明るく、開放感があり、診療室も、スタッフの方々も無駄のない動きでとても、素晴しかったです。
特に印象的だったのは、お子様連れのお母様に、安心して、ゆっくり診療を受けて、いただくように、診療所に託児所を併設していました。
診療中も、診療台のモニターから、お子様の状況を画面に映す出され、本当に穏やかに、安心して治療を受けている姿がとても、印象的でした。
かさはら先生からは、『ものごとに打ち込んでいる中で、いろんな問題が起こるのは当たり前で、自分の目標にぶれないように頑張ることだよ』
など、お昼もご一緒させていただき、たくさんの貴重な、お話しをうかがうことができました。
託児所の他にお子様と一緒に家族で中に入ることができるファミリールームなど、お子様から、お母様まで、治療に通いやすい、本当に素晴しい病院で、感動しました。
お忙しいなか、本当にありがとうございました。
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秋を感じる季節です。
2006年10月20日
少しずつ、朝夜がだいぶ涼しくなり、秋まっさかりになってきました。
坂井歯科では、秋恒例のハロウィ-ンの飾りをして、皆様のご来院をお待ちしてます。
稲穂も実り、収穫の秋です
我々、坂井エンジェルズにとっても、実りの秋となりますよう、頑張っていきます。
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歯科界のディズニーランドを目指して
2006年10月19日
この本は、香取貴信さんという方が書かれた、本です。
彼は、高校時代に、ディズニーランドでアルバイトを始め、毎日多くのゲストが訪れる、ディズニーランドで、ゲストが、いかに快適で、安全、そして感動を与えることができるかを多くのスタッフ、リーダーを通して、社会人としての常識、組織の枠組み、教育の基本などをご自身の経験を通して、述べられています。
主にスタッフ教育のことが多く記述されてるのですが、このことに関しては、非常に難しい側面が、あるのかなーと思っています。
というのは、
あまりにも、組織を大切にすると、個性が当然うすれていき、ゲストに対して、機械的なやりとりになりますし、
その人個人の個性を優先すると、組織とは、別に違う問題がでてくると思います。
感動を引き起こすには、ホスピタリティ-が不可欠です。我々の医院でも、患者様へのきくばりや喜んでいただける自発的な行動や発言を目にすると、うれしくもあり、本当に安心することが多々あります。
以前のブログにも書きましたが、リッツカールトンホテルの著書で有名な林田正光さんは、こう述べています。
『ホスピタリティ-を身につけるには、試行錯誤を経て自分流を見つけることが必要である』
また、感動のサービスとは、『マニュアル』プラス『心くばり』から生まれると述べています。
自分流を身につけるまでの、教育こそが、これから重要なのは、まちがいありません。
マニュアルばかりになると、個性が落ち、個性が出すぎると、マニュアルの意味がなくなってしまいます。
自分自身としては、本当に大切なことをしっかり認識し、自分に自信をもつことが一番、近道なのではないかと考えてます。
自分自身、個人個人の人それぞれもっている、長所の種を早く、見つけてあげ、上手に水をあげて、きれいな花を咲かせてあげれる人になりたいなと思います。
自分も、今まで、不器用で、緊張しーだった自分の種を、上手に、厳しくそして大切に育てていただいた師匠がいます。今でも、離れていますが、たまに会えるのが本当に楽しみです。これからも、その方には自分の新しい種を、しっかりと、大きく育てれているかみていただきたいと思いますし、今でも本当に感謝でいっぱいです。自分自身が、今度は、その役目を少しでも、できる番として努力して、いきたいと思います。
そのためには、歯科での職種じたいに、自信とやりがいそして、夢が広がるような何かが必要だと考えます。そのためには、なにが必要なのか、考えていこうと思います。
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今週のエンジェル① 我らのキャプテン 坂井先生
2006年10月17日
秋からの新企画として、坂井エンジェルズのチームメンバーを一人ずつ、参加してもらったブログを書いてみようと思います。
記念すべき一回目は、坂井エンジェルズの創始者で、キャプテン(もちろん本人の前では言いません)
院長 坂井先生です。
院長との出会いは、去年、就職の面接で、初めてお会いしました。
九州から地元である関西での就職を希望し、面接を受けた矢先でした。
歯科の求人は、大学の就職希望欄や、知り合いの先生からの紹介、インターネット求人などが多いのですが、
自分は、就職といえば・・・
やっぱりハローワークでしょ(関西で検索し、ヒットしたのがたった3件でその中の1つでした)
と思い、ハローワーク経由で坂井歯科を知ったという少し変わったルートだったようです。(他の先生に言うと、変わってるねーと大抵いわれます。)
ですので、予防で有名な病院、見学の方が多くこられるとは、まったく知らない状態でした。
そこからホームページを見て、なんと出身大学が同じで、すごく親近感がわき、充実した、ページやスタッフのコラムを見ながら
『なんか元気な病院やなー。ここの面接を受けてみよう』と思い、院長にメールしたのがきっかけでした。
第一印象は、紳士てき?、クールな感じ、
でした。面接と一緒に見学をさせていただき、スタッフの活気がすごく印象的でした。
お礼のメールをさせて頂き、院長からメールをもらい、
『この病院で、開業にむけて、お世話になろう』と決断したのがきっかけでした。
それから、はや一年、めまぐるしく一年が過ぎていきました。
本当に、いろんなことがありましたが、一年前に比べると、考え方や物事のとらえかたが、より前向きにかわってきたように思えます。
これからも、医院でも自分においても、いろんなことが起こると思いますが、
成功する経験、学ぶ(失敗ではなく)経験のふたつを経験しながら、頑張っていこうと重います。
診療では、もちろん多くの患者さまと出会い、たくさんのお話をさせていただき、一緒に悩みを解決し、お口の健康のお手伝いをさせていただくことで、多くの喜びそして多くの学びの得れた一年でした。
また、スタッフとの診療でのチームワークの大切さを日々、感じている毎日です。
一年を振り返り、人との縁を大切に
大きなことは、小さなことの積み重ねからできていると思っています。
西川きよしさんではありませんが
『小さなことからこつこつと、焦らず信念をもって』
患者様の笑顔とスタッフの笑顔とやりがいにあふれる空間を、目指し、頑張っていこうと思います。
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インプラント100時間講習終了しました。
2006年10月14日
今年の5月から、西谷先生と一緒に参加していた口腔インプラント学会の100時間講習が終了し、本日、終了証をいただきました。
このセミナーでは、過去から現在最新のインプラントの治療方法、基礎研究のエビデンスにもとずいた臨床の重要性、今後のインプラント展望も踏まえて、大変勉強になりました。
所長の川原春幸先生は、『日々、世界中でインプラントの研究が行われ、進歩している。その進歩に遅れることなく、患者様の喜ばれる顔をみるために、信念と熱意をもって努力し続けてください』
と言われてました。
この講習会で59歳の先生も参加しておられ、とても勉強熱心で、その熱い姿勢に心うたれました。今後、その先生を中心にスタディーグループを開くことにもなりました。先生の温かい性格と長年のご経験をこれからも聞けることにうれしく思い、この時期に講習を一緒に受けた縁を大切に一緒に学んでいきたいと思いました。
医療は絶えず進歩していきます。この進歩は、より患者様と我々に希望を与えていきます。何事も一生勉強ですが、これからも、日々努力していきたいと思います。
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お子様の笑顔②
2006年10月13日
おととい来られた、患者様で5歳のお子様がいます。
奥歯の虫歯が大きくどうしても、かたとりをして金属で覆う必要がありました。
しかし、そのお子様は、当然初めての経験ということになります。
『今日は、なにするのー?』
『すこしだけ、歯を磨いて、ピンクの粘土でかたとりするよー』
『ふーん』
『じゃあ、頑張ってやー、まず、ピンクの粘土、指で触ってみて
少し冷たいよ。』
指の型をとってもらい、大丈夫なことを確認してもらい。
『へんなのー』
『よし、じゃ、本番ね』
『うん(こくり)』
『がんばってー』
『はーい・・・・(かたまるまで)』
なんとか硬化し、上手にとることができました。
自分も、ほっと一安心、お子様も機嫌よく帰っていただきました。
小さいお子様にとっては、当然何をするにも初めてなことになるわけで、歯科においても、当てはまります。我々としては、初めて触れるものに対していかに恐怖心をなくして、いいイメージを持ってもらうかがまず、原則だなと思っています。
この方法は、正直これっていうものは、ないと思います。ただ、我々が、いかにお子様と真摯に楽しく向き合えるかが、ポイントかなと思っています。
早く、虫歯のリスクを減らし、虫歯になる前に、定期的なメンテナンスをしていけるかが、お子様の将来の治療リスクを減らす鍵になります。今後も全力で取り組んでいきたいと思います。
また、年齢を重ねていくと、小さい時のように、初めてすることは減っていきます。人間どうしても慣れたことが楽に感じ、新たなことに対して億劫になることもあります。しかし、慣れたことから、また、新たなことに挑戦する気持ちは大切にしたいなと元気なお子様を見て、学ばせていただきました。
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お子様の笑顔
2006年10月8日
先月より、診させていただいている5歳のお子様が久しぶりに、治療に来られました。当時、たくさんの虫歯があり、少しづつ慣れていただきながら、治療を4ヶ月ほどかけて治療が終了し、自分もお母様も、ご本人も大喜びで終了しました。
定期的に、検診及びフッ素塗布に来ていただいてたのですが、詰めていた所がはずれてこられ、久しぶりに治療したときに、初めて泣きべそをかかせてしまい。次、きていただいた時は、
『先生、今日は怖くない?』
『うん、大丈夫よー』
『この前先生怖かったー?』
『うん』
『もう先生嫌い?』
『うん』
『・・・・・ごめんねー、』
はずれかかったところが痛みがでそうなことと、
いつも、治療も上手にできてたこと
このことから、少し頑張ってもらったのですが、本人を傷つけてしまい、自分自身も謝るばかりです。
その日は、鏡をみてもらいながら、
『ここやったらしてええよ』
『うん、わかったわー、じゃあ、鏡でずっとみとってや』
そんなやりとりから、治療終わると、やはり元気のない様子。
治療後、待合室に缶ジュースについていたミニカーを思い出し、ご本人に渡しにいくと久しぶりに笑ってくれました。
『また、先生と仲良くしてくれる?』
小さくこくりと、握手をしながらうなずいてくれました。
ひとつのきっかけで、悲しませてしまい、本当に反省しました。このことは、子供の患者様も、大人の患者様も変わりません。大人の方は、我慢されてることが多いと思います。
自分としては、患者様の不安をしっかり取り除き、誠心誠意、診療にこれからもあたり、お子様に笑顔で『先生、好き』と
言ってもらえるように、また、明日からも頑張っていこうと思います。
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十年一区切り
2006年10月6日
この本は道幸武久さんとういう方の、本で最近、読んで考えさせられました。
以前、加速成功という本で、知ってられるかたも多いと、思います。
以前はひとつのビジネスモデルがあれば『導入期ー成長期ー成熟期ー衰退期』というライフサイクルモデルは30年で一周すると言われましたが、情報化社会の中、激しい時代に突入し、ビジネスモデルがひとつしかない会社の寿命は10年しかないと述べています。
『きっと、よくなる』という著書の本田 健さんという方の本で『ほとんどの職種はサービス業に移行するであろう』自分も、本当にそう思います。どんな職業においても、相手が喜んでいただく意識が必要な時代だと思います。
自分自身、全力で、治療にあたり、患者様が何を求められているか、一歩先を考えれる人でいたいと思います。また、医院においてチームワークは、本当に欠かすことができません。我々、医院側の気持ち結束が強いと、患者様への安心感は何倍にもなると思います。『患者様の笑顔と我々スタッフの笑顔・やりがいにあふれる医院』を目指して、どうしていけばいいのか一生勉強だなと思います。