仙台遠征 その② 障害者歯科学会に参加してきました
2006年10月27日
仙台遠征その②
先週仙台に行ってきて、障害者歯科学会にという学会に参加してきました。
以前、大学に勤務しているときから参加している学会で、精神発達遅滞、DOWN症候群、脳性麻痺、自閉症、ADHDなどの先天的障害の方や、脳梗塞後後遺症、狭心症、心筋梗塞などの後天的障害の方の歯科治療を学ぶ学会でした。
たくさんの、全国の地域から、毎年、約1000人ぐらいの歯科関係者が参加され、多くの発表や講演があり、大変、勉強になりました。
特に、歯科に拒絶するお子様にどう向き合っていくか、このお子様の将来のお口の環境をどう維持していくかは、今の小児の患者様を見ていくときに、臨床で応用できそうなこともあり、応用できればな思いました。
久しぶりに、大学の同期・先輩・恩師に会うことができ、近況報告することができるとともに、みんな頑張ってるのをみて、大変励みになりました。
今、読んでいる本で、居酒屋ワタミの社長さんの渡邊美樹さんの本で『きみは なぜ 働くのか』という本の中でこう述べられています。
『ハンディのある者が一人の人間として、社会の中で自立していくには、本人の工夫をさることながら、周囲の人たちの固定観念を緩める寛容さと助けがどうしても必要です。ハンディのある者が生きにくい社会は、ハンディのない者にとって生きにくい社会であると思います。』
自分も、この文面を読んで、本当にそうだなと思いました。
『みんなが住みよい社会になっていくにはどうしたらいいのか、簡単ではありませんが、一人一人、一日にひとつ、何か人のためにいいことを、行っていけば与えてもらい・与えられのいい循環がいろんな所で起きれば違ってこないかな』とも思います。何か将来、形になることができればと思ってます。
何か形にしていく時には、ネットワークが不可欠です。同じような志しで、いろんな地域で、形にしていくことができれば楽しいのかなといろいろ、考えると、将来、楽しみです。
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