お子様の笑顔
2006年10月8日
先月より、診させていただいている5歳のお子様が久しぶりに、治療に来られました。当時、たくさんの虫歯があり、少しづつ慣れていただきながら、治療を4ヶ月ほどかけて治療が終了し、自分もお母様も、ご本人も大喜びで終了しました。
定期的に、検診及びフッ素塗布に来ていただいてたのですが、詰めていた所がはずれてこられ、久しぶりに治療したときに、初めて泣きべそをかかせてしまい。次、きていただいた時は、
『先生、今日は怖くない?』
『うん、大丈夫よー』
『この前先生怖かったー?』
『うん』
『もう先生嫌い?』
『うん』
『・・・・・ごめんねー、』
はずれかかったところが痛みがでそうなことと、
いつも、治療も上手にできてたこと
このことから、少し頑張ってもらったのですが、本人を傷つけてしまい、自分自身も謝るばかりです。
その日は、鏡をみてもらいながら、
『ここやったらしてええよ』
『うん、わかったわー、じゃあ、鏡でずっとみとってや』
そんなやりとりから、治療終わると、やはり元気のない様子。
治療後、待合室に缶ジュースについていたミニカーを思い出し、ご本人に渡しにいくと久しぶりに笑ってくれました。
『また、先生と仲良くしてくれる?』
小さくこくりと、握手をしながらうなずいてくれました。
ひとつのきっかけで、悲しませてしまい、本当に反省しました。このことは、子供の患者様も、大人の患者様も変わりません。大人の方は、我慢されてることが多いと思います。
自分としては、患者様の不安をしっかり取り除き、誠心誠意、診療にこれからもあたり、お子様に笑顔で『先生、好き』と
言ってもらえるように、また、明日からも頑張っていこうと思います。
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