お子様の笑顔②
2006年10月13日
奥歯の虫歯が大きくどうしても、かたとりをして金属で覆う必要がありました。
しかし、そのお子様は、当然初めての経験ということになります。
『今日は、なにするのー?』
『すこしだけ、歯を磨いて、ピンクの粘土でかたとりするよー』
『ふーん』
『じゃあ、頑張ってやー、まず、ピンクの粘土、指で触ってみて
少し冷たいよ。』
指の型をとってもらい、大丈夫なことを確認してもらい。
『へんなのー』
『よし、じゃ、本番ね』
『うん(こくり)』
『がんばってー』
『はーい・・・・(かたまるまで)』
自分も、ほっと一安心、お子様も機嫌よく帰っていただきました。
小さいお子様にとっては、当然何をするにも初めてなことになるわけで、歯科においても、当てはまります。我々としては、初めて触れるものに対していかに恐怖心をなくして、いいイメージを持ってもらうかがまず、原則だなと思っています。
この方法は、正直これっていうものは、ないと思います。ただ、我々が、いかにお子様と真摯に楽しく向き合えるかが、ポイントかなと思っています。
早く、虫歯のリスクを減らし、虫歯になる前に、定期的なメンテナンスをしていけるかが、お子様の将来の治療リスクを減らす鍵になります。今後も全力で取り組んでいきたいと思います。
また、年齢を重ねていくと、小さい時のように、初めてすることは減っていきます。人間どうしても慣れたことが楽に感じ、新たなことに対して億劫になることもあります。しかし、慣れたことから、また、新たなことに挑戦する気持ちは大切にしたいなと元気なお子様を見て、学ばせていただきました。
人気ブログランキングに登録してます。
クリックよろしくお願いします。