Q&A虫歯菌はどこから来るの?
2017年7月20日
続きを読む2017年6月21日
続きを読む自分が歯医者になり,研修医をしていた時に,ある出会いがありました.
その先生は,自分の学んでいた障害者歯科の大先輩で,その分野では著名な先生で,
学生時代に講義も聴かせていただき,その時から密かに憧れていた先生でした.
国家試験に合格し,その先生と再会し,今後の自分のビジョンや,歯科医師として,
どう進んでいくか,希望は不安など,ぼんやりだらけの言葉をお話しした中で,ま
ずは,歯科医師として,自分の腕でしっかり自立できること,
つまりは,しっかりと手が動くことが大切だよと頑張りなさいと声をかけていただきました.
その後,その先生のご紹介で,研究室からの派遣という形で,週3回大学で研修,
週3回は関連病院で仕事という形で,学びと自立の両立をできるようにと,
機会をいただき,奨学金の返済など金銭的な部分も気にしながら,
大学にも残りたいという自分の希望を最大限,応援してくれたこと今も,
ありがたい気持ちが思い浮かびます.週3回の勤務で当直を2回こなし,
体力的にはへとへとでしたが,頑張りが,歯科医師としての成長にあらわれることのしんどさよりも,
うれしさとやりがいにあふれた時間で今でも,懐かしく思い出します.
その中で,毎週1回は,一緒に働かせていただく機会をいただき,夜いつも,
食事をしながら,悩みや歯科医師としての今後の方向性を一緒に考えてくれました.
その時間があったからこそ,今の自分があると言っても過言ではありません.
今,自分自身若い先生を教えさせていただく立場になり,思うことがある.
あの時の恩を今,これからの世代を担う若い先生につないでいこうという想いです.
大学を退職し,地元にもどり,10年前後の歳月がたった時,
恩師の先生にお会いした際,その時の感謝の気持ちをあらためて伝えることができた時,
『自分も先生と出会えたことが財産であの時,君の頑張りが自分にとっても,
貴重な時間だったんだよ.こちらこそ,ありがとう.』
この言葉を聞いた時,自分自身も恩師の先生ほどのことができるかはわからないが,
若い先生にとって,自分がそんな存在になれるように,恩師のいただいた恩を若い先生に
つないでいこうと力強く,心に刻まれた瞬間でもあった.
まだまだ,どこまでもことができているかはわからないけど,
損得勘定でなく,人と人として,見返りのない,自分がさせていただけることを
自分のできることをさせていただこうと思う.
○○for message○○
︎ 人との出会いは,偶然の中の必然なのではないかと,年齢を重ねるたびに,感じる.
自分が相手にとって,どんな存在になるかは自分ではわからないし,
相手にどんな人になってほしいと,期待をしてもいいが,おしつけてもダメだと思う.
自分ができることは,きっといい方向に,進むと信じ,相手の歩幅を確認し,
長い目線で信じれる自分でいたい.
2017年6月21日
続きを読む先月のはじめ,同じ職業で,個人的にお世話になっていた,先生が亡くなられた.
まだ,40代,自分とほとんど年齢も変わらず,お子さんお二人は自分の子供たちと同じ年,
まさに他人事に感じることができなく,そして,自分自身の命のことも,
深く深く,考える時間にもなった.
大腸ガンが3年前にわかり,闘病する中で,けっして,生きることをあきらめず,
最後の最後まで,弱音をはかずに病気と向き合っていたと奥様の言葉があった.
誠実な性格で,言葉少ない中にもいつも,気遣いと優しい気持ちを持った素敵な先生で,
自分もお会いして一瞬にして,ファンになった.
患者さんも引越しなどで,先生の近くに行かれる場合は,心から信頼し,
紹介できるそんな先生で,互いに紹介をし合えることも嬉しかった.
彼は闘病中も自分のSNSに闘病のこと,家族,子供との日常のこと,仕事のことと,
最後まで投稿し,応援する友人たちがいつも,応援するメッセージにあふれていた.
自分自身も彼を応援したい気持ちもありながら,気軽に頑張れ,いいねということが,
失礼に感じ,想いを伝えることを控えていた自分がいました.
彼から教えていただいたことは数えしれない,
一番そばにいてくれる家族との何気ない時間がどんなに幸せな時間なのか,
元気に仕事をできることがどんなにありがたいことなのか.
時間はけっしてとまらないこと,誰一人,明日が確実に生きることの保証はないこと,
毎日を一生懸命生きること,想いを伝えたい人がいて,
伝えたい人が生きていることのありがたさ,
今のこの気持ちを人生の中で深く深く刻みたい.
一瞬一瞬を,本当に真剣に納得して,そして,感謝を持って,生きていきたい.
自分は彼のことを一生忘れない,そして,いつも,彼に恥じない生き方をしていきたい.
⚪︎⚪︎for message⚪︎⚪︎
︎ 人が不平不満をいえることって,もしかしたら,ものすごく贅沢なことなのかもしれない.
今,この自分が生きている時間は,大切な人がもっと生きたいと思った時間でもある.
時間はとまらない.そして,自分の命の時間も進んでいく.
いつも,いつも,毎日を納得できるような時間を過ごしていきたいし,
いつか,するのではなく,今,できることを日々目指し,進んでいくとおもえるような
時間の使い方をしていきたい.
2017年6月21日
続きを読む先日長男の8回目の誕生日を祝うことができた.
8年前に夜中に陣痛があり,15時間後,夕方に生まれたのを,
昨日の事のように思い出します.
今思い返せば,結婚をして,やっと社会人としての自覚を感じたようにも思い,
長男の妊娠がわかったとき,嬉しい気持ちと,まだまだ,自分自身人として,
未熟なのに親としての責任が果たせるのか?と不安も感じたこともある,でも生まれた瞬間に,
そんな不安な気持ち以上に,もっと,頑張って生きていこうと思った気持ちを思い出す.
毎年,年齢を重ねながら,成長し続ける長男と共に,自分も人として,子供に教えてもらうことが多い.自分の父親が小さい時,土日も関係なく,ほとんど家にいないで,過ごしていたように
感じたこともあり,自分はもっと家にいるような父親にと思っていたが,
母親いわく,父親そっくりでびっくりしているという話をしていた.
60を過ぎても,自分の仕事を好きで,さらに追求する姿は,
幼い時のイメージと自分が今,社会人として,見る父親の姿をみると,
心から尊敬することができる.自分自身は二人の子供にどんなことを伝え,
どんな言葉を交わし,どんな時間を共にしていくのか,日々考える.
あっという間に巣立っていくであろう,子供たちとの時間を忙しい中にも,毎日毎日を
日々大切に過ごしていきたい.
人間は,当たり前のことが当たり前になるとついつい欲ができてしまうのかもしれない.
元気で生まれてくれたらといいながら,勉強も頑張ってほしいし,
友達とも仲良く,いい子でいてほしいと,外面をみてしまう,
でも,いいことも悪いことも,心で理解し,悩み,考え,
幸せは人と人との間にあることと,時間がかかっても,どこかで気づき,
真の自立ができることを心から信じ,応援できるような親になれるように,
自分自信も日々を一生懸命生きて,成長していきたいと思う.
生まれてくれてありがとう.そして,家内には産んでくれて,ありがとうと伝えたい.
⚪︎⚪︎for message⚪︎⚪︎
︎ 自分の足で,歩き,一歩一歩進む中で,今の利便性に富んだ社会,情報の多様化の時代,
もしかしたら,自分で考え行動する機会を奪っている可能性もある.
自分で考え,悩み,そして,人と協力し,価値を見出し,伝え,そして,形にし,
そして,それをまた,継承する.
一人一人が,それぞれの自分の価値に気づき,輝く社会になれるように,
自分たち,先を生きる大人がもっと輝いて,大人って楽しいと思ってもらえるような
生き方をして,次世代の子供立ちにそんな未来をバトンタッチしていきたい.そんな気持ちを大事にしたい.
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。