for message 14 自分の使命
2017年6月21日
先月のはじめ,同じ職業で,個人的にお世話になっていた,先生が亡くなられた.
まだ,40代,自分とほとんど年齢も変わらず,お子さんお二人は自分の子供たちと同じ年,
まさに他人事に感じることができなく,そして,自分自身の命のことも,
深く深く,考える時間にもなった.
大腸ガンが3年前にわかり,闘病する中で,けっして,生きることをあきらめず,
最後の最後まで,弱音をはかずに病気と向き合っていたと奥様の言葉があった.
誠実な性格で,言葉少ない中にもいつも,気遣いと優しい気持ちを持った素敵な先生で,
自分もお会いして一瞬にして,ファンになった.
患者さんも引越しなどで,先生の近くに行かれる場合は,心から信頼し,
紹介できるそんな先生で,互いに紹介をし合えることも嬉しかった.
彼は闘病中も自分のSNSに闘病のこと,家族,子供との日常のこと,仕事のことと,
最後まで投稿し,応援する友人たちがいつも,応援するメッセージにあふれていた.
自分自身も彼を応援したい気持ちもありながら,気軽に頑張れ,いいねということが,
失礼に感じ,想いを伝えることを控えていた自分がいました.
彼から教えていただいたことは数えしれない,
一番そばにいてくれる家族との何気ない時間がどんなに幸せな時間なのか,
元気に仕事をできることがどんなにありがたいことなのか.
時間はけっしてとまらないこと,誰一人,明日が確実に生きることの保証はないこと,
毎日を一生懸命生きること,想いを伝えたい人がいて,
伝えたい人が生きていることのありがたさ,
今のこの気持ちを人生の中で深く深く刻みたい.
一瞬一瞬を,本当に真剣に納得して,そして,感謝を持って,生きていきたい.
自分は彼のことを一生忘れない,そして,いつも,彼に恥じない生き方をしていきたい.
⚪︎⚪︎for message⚪︎⚪︎
︎ 人が不平不満をいえることって,もしかしたら,ものすごく贅沢なことなのかもしれない.
今,この自分が生きている時間は,大切な人がもっと生きたいと思った時間でもある.
時間はとまらない.そして,自分の命の時間も進んでいく.
いつも,いつも,毎日を納得できるような時間を過ごしていきたいし,
いつか,するのではなく,今,できることを日々目指し,進んでいくとおもえるような
時間の使い方をしていきたい.