Q&A虫歯菌はどこから来るの?
2017年7月20日
新生児や乳児の口の中には、食べ物や保育者の唾液を介して、様々な細菌が侵入してきます。ほとんどの場合、それらの細菌は一時的なものですが、限られた細菌だけが口の中に住み着きます。その細菌の代表例が虫歯の原因菌の中で最も病原性の強いミュータンス菌です。ミュータンス菌は歯の表面を住処とするため、乳歯が生えた後に、ほとんどの場合、家族間の感染によって定着すると言われています。
乳歯の本数が増えるにつれミュータンス菌の住処は増えるため、より定着のリスクが高まると言えるでしょう。その大切な時期にお子様を虫歯から守るために重要なことは、お子様自身のお口の中を綺麗に磨いてあげること、そして保育者の方々からの感染を防ぐため、保育者の方々のお口の中を健康に保ってあげることです。
毎日の歯磨き、歯医者での定期検診によってお子様のお口を虫歯菌から守りましょう。