Q&A 糖尿病は歯科治療にどんな影響がありますか?
2017年7月24日
食事療法やお薬で血糖値がコントロールできていれば基本的には、普通に歯科治療が受けられます。
しかし、糖尿病の方は歯科治療に以下のような影響があるとされていますので、注意しましょう。
1.歯周病になりやすい。
歯周病の炎症がおきやすく、治りにくいという傾向があるため、定期的にメインテナンスを受けましょう。
2.傷が治りにくく感染しやすい。
抜歯後など手術後の傷が治りにくく感染しやすいため、抗生物質などお薬を指示通りに飲みましょう。
3.血液をサラサラにする薬を飲んでいる場合
糖尿病の合併症である心血管病の治療のために抗凝固薬や抗血小板薬などのお薬を飲んでいると、外科処置後に血が止まりにくくなるので注意が必要です。
4.低血糖発作を起こすことがある。
食事療法、飲み薬、インスリンなどで血糖値のコントロールをして体調を整え、自己判断で食事を抜かないで治療にのぞみましょう。