滋賀の長浜市に行ってきました。
2009年9月11日
8月の終わり日曜日
所属している勉強会の
夏季研修会で滋賀県の長浜市に行ってきました。
講師は、オーバーロードの観点からというテーマで東京でご開業されている内藤正裕先生のお話しでした。
内藤先生は、世界的にも有名な補綴のスペシャリストで、30年を経過する治療に関する予後から、いかに
予知性の高い治療を計画できるかを約3時間かけて、お話ししていただきました。
長期の症例を経過をたどる写真を見る観点や、世の中完璧なものは、なく、いつも定説に関して疑う目をもつことなどを話されていました。
講演の後の、懇親会でお話しするチャンスがあり、
『先生のような、長期にわたり臨床家のスペシャリストでいるためには、今の自分自身が努力することを一つアドバイスしていただけるなら何でしょうか?』
という質問をさせていただいた所、
『批判、非難を恐れず、自分の臨床をどんな場所でも見てもらう、発表する機会を持ち続けることが大切です。時には、賞賛される時もあればつらい経験もあるかもしれないけども、それが一番大切です。是非頑張ってください』
というありがたい言葉をいただきました。
自分自身も日々の診療を振り返り、そして、多くの臨床家の方にも、見ていただけるような、姿勢をより持ち、日々フィードバックし、臨床の研鑽をさらにしていきたいと思った今日この頃でした。
帰りは、家族で一泊し、彦根城に立ち寄り、人気マスコットのひこにゃんに会って帰りました。