はじめての歯医者さん
2007年12月21日
最近来られた来院者の方で、4歳のお子さんがいらっしゃいました。
お子さんもお母さんも、かなり緊張気味で、自分自身も小さいお子様の、初めてお会いする際は、かなり自分自身ほど良い気合をいれてお話しするようにします。
現在の症状や、状態はもちろん、人によっては違いますが、この年齢のお子さんが歯科に慣れていただけるかは、初めての我々の対応によってかなり変わってくるのではないかと考えています。
その中で、診療の椅子で緊張気味に待っているお子さんを、スタッフが次々に話をしてくれて、自分たちのかぶっているサンタの帽子をかぶせてあげて、待っているお子さんの緊張をほぐしてくれる場面がありました。お子さんも少しうれしそうに、その帽子を結局、診察中もつけていただいたまま、笑顔で今日の診療を終わることができました。
自分も状況を見て、いつもお子さんとの対話をするのが楽しみなんですが、当たり前のように、次々とスタッフがお子さんの顔を見に来て、緊張をほぐしてくれるのをみて、感謝の気持ちと、何か心温かい場面でほっとしました。もちろん、お子さんの緊張がほぐせないで、泣かせてしまったり、治療の内容によっては、半べそをかかせてしまうこともありますが、歯科に慣れ、お口の健康を維持できる場として、お子さんにもお連れの方にも、安心できるように、これからも予防の大切さを伝え、笑顔で来院されるお子さんの笑顔を増やしていきたいとあらためて思いました。
小さい体の中に、きって大きな勇気を持って、頑張ってこられるお子さんの気持ちにしっかり、応えていきたいと思います。
大人の方でも緊張されて来院されるのは一緒です。その中で、出来るだけ不安な気持ちを取り除き、治療に当たれるように、お子さんと同様、スタッフの方と一緒に、日々の診療に取り組んでいきたいと再認識した今日この頃でした。
また、逆に日々の診療で、自分自身もスタッフの方に励まされたり、患者さんからのお声にとても元気をいただきます。自分自身も、その励ましや元気を、笑顔の元にできるように、診療に取り組みたいと思います。
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