Q&A歯磨き粉はいつから使うの?
2017年8月31日
続きを読む2017年6月21日
続きを読む自分が歯医者になり,研修医をしていた時に,ある出会いがありました.
その先生は,自分の学んでいた障害者歯科の大先輩で,その分野では著名な先生で,
学生時代に講義も聴かせていただき,その時から密かに憧れていた先生でした.
国家試験に合格し,その先生と再会し,今後の自分のビジョンや,歯科医師として,
どう進んでいくか,希望は不安など,ぼんやりだらけの言葉をお話しした中で,ま
ずは,歯科医師として,自分の腕でしっかり自立できること,
つまりは,しっかりと手が動くことが大切だよと頑張りなさいと声をかけていただきました.
その後,その先生のご紹介で,研究室からの派遣という形で,週3回大学で研修,
週3回は関連病院で仕事という形で,学びと自立の両立をできるようにと,
機会をいただき,奨学金の返済など金銭的な部分も気にしながら,
大学にも残りたいという自分の希望を最大限,応援してくれたこと今も,
ありがたい気持ちが思い浮かびます.週3回の勤務で当直を2回こなし,
体力的にはへとへとでしたが,頑張りが,歯科医師としての成長にあらわれることのしんどさよりも,
うれしさとやりがいにあふれた時間で今でも,懐かしく思い出します.
その中で,毎週1回は,一緒に働かせていただく機会をいただき,夜いつも,
食事をしながら,悩みや歯科医師としての今後の方向性を一緒に考えてくれました.
その時間があったからこそ,今の自分があると言っても過言ではありません.
今,自分自身若い先生を教えさせていただく立場になり,思うことがある.
あの時の恩を今,これからの世代を担う若い先生につないでいこうという想いです.
大学を退職し,地元にもどり,10年前後の歳月がたった時,
恩師の先生にお会いした際,その時の感謝の気持ちをあらためて伝えることができた時,
『自分も先生と出会えたことが財産であの時,君の頑張りが自分にとっても,
貴重な時間だったんだよ.こちらこそ,ありがとう.』
この言葉を聞いた時,自分自身も恩師の先生ほどのことができるかはわからないが,
若い先生にとって,自分がそんな存在になれるように,恩師のいただいた恩を若い先生に
つないでいこうと力強く,心に刻まれた瞬間でもあった.
まだまだ,どこまでもことができているかはわからないけど,
損得勘定でなく,人と人として,見返りのない,自分がさせていただけることを
自分のできることをさせていただこうと思う.
○○for message○○
︎ 人との出会いは,偶然の中の必然なのではないかと,年齢を重ねるたびに,感じる.
自分が相手にとって,どんな存在になるかは自分ではわからないし,
相手にどんな人になってほしいと,期待をしてもいいが,おしつけてもダメだと思う.
自分ができることは,きっといい方向に,進むと信じ,相手の歩幅を確認し,
長い目線で信じれる自分でいたい.
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。