酸蝕症について
2019年3月15日
酸蝕症は4人に1人がかかっている病気です。
酸蝕症とは、歯に胃酸や酸性の飲食物が繰り返し触れることで
起きる病気です。
歯は酸が苦手で酸に触れると化学反応を起こし溶けてしまいます。
それなのに、歯が溶けてなくならないのは
唾液が酸を洗い流し中和しているからです。
ただし、唾液の能力には限界があり、
酸が口の中に繰り返し入ると唾液の作用が追い付かなくなります。
酸蝕症は酸が触れた歯面全てでおき
被害が広範囲になりやすく、酸で軟らかくなった歯は摩耗・咬耗も進行しやすいのが
酸蝕症の特徴です。
酸蝕症になりやすい要因をこの機会の知って歯を溶かす習慣を止め、
大切な歯を守っていきましょう。