for message11 立場を超えて,人柄で人が動いていただける人間力を養おう.
2017年4月5日
人を指導する立場になった場合,いろんなリーダーシップの形があると思いますが,自分自身も常に感じることですが,人は立場や役職で,動くわけではなく,人間的な魅力で人が動かないと必ず組織は難しいと考えています.チーフだから,院長だから,歯科医師だからえらいわけでなく,その上に立つ中で,どのような人間的な魅力を磨けるかだと思います.ありがとうが飛び交うような組織でいたいのであれば,自分自身が一番感謝を伝えないといけないですし,助け合える組織でいたいのであれば,自分自身がまずは助ける姿勢を見せないといけません.
自分自身も以前の勤務先で副院長として役職をいただき,後身の指導,スタッフ教育などをさせていただく中で,かなり空回りをする中で,うまくいかない原因を模索する中で,このことを日々痛感した時期があります.自分自身がまず,そのような役職としてのあり方そして,役職関係なく,この人のことなら,言うことを聞こうとか,言っていることとしていることが自分自身が違うっても,人がついてきません.
よく,役職をついた直後にありがちなのは,人が動いてくれないと悩むことがほとんどです.その中で,人は役職で動くわけでなく,自分の人格,人柄,そして相手の関係性すべてに関係するものだと考えています.ただ,自分自身の成長の中では,逆のこともいえます.役職,立場がつくことで,成長できるチャンスがあります.上に立つ中で,自分が完全に上司にふさわしいと思って,管理職になることはまずなく,必ず悩み,うまくいかない時期がある中で,そのような学び成長できる機会をいただいたと思い,人間的魅力を磨くチャンスと思い是非,進んでください.歯科医師としてスタートする皆さんは,スタートから上司としてスタートします.その中で,責任とそして学び,成長する大切さ,そして,自分自身の立場を全部なかったたとしても,どのような関係性でいるのか,是非考えてみてください.
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︎ この人のためなら人肌脱ぎたい,この人についていきたいと思ってもらえるようなかっこいい背中を見せているかどうか自分自身もまだまだ自信はでませんが,かっこ悪くても,言っていることを,やっていること,相手にお願いすることは,自分自身が一番大切にして,仕事に取り組まないと,働くスタッフが納得して,動かないと思う.どんな背中を見せているか.日々問いかけてほしい.あなたが憧れていた人を是非思い出してみよう.