一本立ちできる男を目指して
2006年12月15日
先月、見学に行かせていただいた、箕面市でご開業されている、吉田真一郎先生から、本のプレゼントをいただきました。
本は、料理の鉄人に出ていた、道場六三郎さんが書かれた本で、『一本立ちできる男はここが違う』という本です。
和食の世界は、もちろん和洋中の垣根にとらわれないオリジナルティーの強い料理のできるわけ、修行時代から今現在にいたるまでの、道場さんの料理人としての人生から得た生きるヒントなどを、詳しく述べられた本でした。
自分自身、昨日よりは、今日。今日よりは、明日。と少しでもステップアップしていきたい意識が強いのですが、一日一日、いかに、今起こる事に意味を与え、自分自身に何を学ばせることをいおうとしているのか、道場さんの言葉ひとつひとつに重みがあり、多くの気付きをいただきました。
また、この本を読んで、昔お世話になった尊敬している先生(自分の師匠の先生です)から言っていただいた言葉を思い出しました。それは、自分の人間としての器の話です。
『自分の器は、自分で大きくできないだよ。周りにいる人たちが、一生懸命がむしゃらに頑張っているあなたを支え、助けてくれ、多くのことを気付かせてくれる結果、いつのまにか自分の器を大きくしてくれるんだよ。だから、あなたをサポートしてくれる人を必ず、大切にしていきなさい。』という言葉でした。
自分自身、昔からドーンとかまえていられる器の大きい人間になりたいという気持ちが強く、がむしゃらにもがきながら、励んでいたときにこの言葉を聞いて、すごい衝撃を受けたのを今も、昨日のことのように覚えています。
人は、一人では生きることはできないし、多くの人から助けてもらっている。そのことを、けっして当たり前に思うのではなく、感謝の気持ちを持って過ごせるようになったのも、この言葉を聞いてより強くなっています。自分も、後輩を教える立場になった時、その気持ちを持って、教えていきたいし、これから出会う方々からも教わっていきたいと思っています。
自分の器が、どれくらいのものか自分ではわかりませんが、人の器の話しをしていただいた昔の上司の先生や、日々成長を求めて、道場さんのように、そして、この本を贈っていただいた、吉田真一郎先生のように、男らしく、一本筋の通った一本立ちできる男に近づいていきたいと思いました。これからも、多くの事をこの本を紐解いて学んでいきたいと思いました。
吉田先生、本当にありがとうございました。
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