Q&Aインフルエンザの予防に歯磨きが効果がありますか?
2018年1月18日
インフルエンザ対策として「手洗い」「うがいの徹底」や「マスクの着用」などはよく耳にしますが、最近では「歯磨き・口腔ケア」による予防効果が期待されていることをご存知ですか?
私たちの口腔内はタンパク質の膜によってカバーされることにより、ウイルス・細菌の侵入防いでいます。しかし、口腔内に存在する細菌がプロテアーゼやノイラミニダーゼといった酵素を出し、それらによりタンパク質の膜が破壊され、インフルエンザウイルスなどの付着の手助けをします。そのため、口腔を不潔に保っているとそれらの酵素が増えインフルエンザに感染しやすくなると言われています。お家での口腔ケア、そして歯科医院での口腔ケアにより、ウイルスの侵入を防ぎましょう。
しっかり磨けているのかな?と不安な方、当院ではメンテナンス時に磨き残し部位を染色することにより歯ブラシの行き届いてない部分の汚れを一緒に確認させていただき、ブラッシングの指導をさせて頂きます。ご気軽にご相談ください。