Q&A⑪ むし歯になってしまったら削って治すしかないのですか?
2016年10月17日
早期に発見できれば、生活習慣の改善、歯磨きやおやつの回数の改善で進行を止めることができる場合もあります。
削って詰めるという治療は、本来それが手遅れになったときの治療法なのです。
むし歯というのはそもそもある日いきなり穴が開くという病気ではなく、歯磨きが不十分だとか、おやつの回数が多いといった生活習慣が原因でじわじわとはじまり進行するのです。
最初は表面が酸で溶けて透明感がなくなる程度で、歯をよく乾かさないと見えにくく歯科医院の定期検診などで見つかることが多いです。
ですので、定期検診で初期むし歯を早期発見できれば、歯科の歯みがき指導や食生活など、生活習慣の改善と上手なフッ素利用を続けることで、むし歯の進行を止め、ごく初期であれば元通りに治すことができます。
大切なご自身の歯を守るためにも定期検診を受けることをおすすめします。