17年前の奇跡(軌跡)
2022年6月15日
歯科大を卒業して、3年目に就職面接をさせていただいたのが17年前。9年間お世話になり、分院を引き継いで丸8年過ぎました。新しく入社してくれた事務職のスタッフの方と久しぶりに見学に行かせていただきました。一緒に働いていた仲間もまだ、たくさん働いており、院長の人柄あってこそと感じました。17年前は馬車力で診療していた院長も今は週3の診療体制の中、息子さんに継承準備もはじまり、いい意味でスタッフの方々が自走している自立した体制に変わっていました。9月には立ち退きのため、新しい移転先に変わるとのことで、街並みもだいぶ変わっていました。卒業した20年前は今ほど国家試験も難しくなく、卒後3年目でまだまだ何もできない自分が雇っていただく中でハローワークで『大阪、歯科医師、卒後3年未満』と検索してヒットしたのは三件だけで、その中で面接し、たまたま同窓だったのが坂井秀明院長でした。他院さんで電話をして、履歴書だけ送ってといわれ、会わずに書類で落とされたこともある中、面接の中で自分に会っていただいただけで、『是非一緒にやろう!』と言っていただけたのがただただ嬉しかったのを覚えてます。そっからはがむしゃらに、夢中になって全力疾走であっというまの勤務医時代でしたが、たくさんの出会いとチャンスを与えていただた9年間でした。歯科医師人生の中でターニングポイントとなった師匠との出会いは、偶然の中の必然だったのかもしれない。探究心と、先を見据え、まだまだ前へ進む背中に元気をもらいました。今の院長と同じ年齢になる23年後は67歳どんな人生を過ごしているか、まだまだたくさんのことを創造しながら、過ごしていきたい。