for messege2 KYからKTへ
2017年1月24日
今,あなたが勤務されている医院の空気感はどんな感じでしょうか?
院長先生によっては,診療中においてはかなりぴりぴりされている空気感があり,
印象が上手くとれないことや治療が予測よりも遅れるということもあり,
そのピリピリ感がかなりこたえることもあると思います.
もちろん医療である以上,真剣さは大事なことですので,その状況はありえますし,
先生自身も治療する中でありえると思います.その中で,診療中,診療前,診療後,
の中でスタッフと協力し,いい治療を提供していく中で,空気を読み,
自分自身の立ち位置を変え,相手の居心地を損なわないようにすることは大事になります.
自分たちの世代はどちらかと言えば,社会人として,未熟なことで,空気を読めないことで,
迷惑をかけたことが多かったように思いますが,最近の若い先生は空気が読めないことよりも,
怒られないようにとか,目立たないようにと空気を読みすぎる方が多いように思います.
もちろん患者さんの気持ちを察したり,スタッフへと一緒に協力していく中で空気を読むことは非常に大事です.しかし,医院の中で先生がリーダーシップをとっていく中で,是非KY(空気を読む)
からKT(空気を作る)立場にチャレンジして欲しいと思います.
例えば,院長先生がぴりぴりしている中でスタッフも緊張している中で間に立ち,
場を和ませることだったり,ミーティングで意見が出ない中で,院長先生がイライラしそう
になることが予測される中で,自分がその中で提案をしつつ,スタッフの方にも意見を求めたり,
院長先生がどんなことを大事にしているか考えながら発言することも空気を作ることになります.
今,自分いる場所が気持ち良い空気感となるということは,スタッフにとっても
院長先生にとっても,患者さんにとっても安心できる空間作りをすることになります.
場を温めると,自発的な 場となり,自分自身は見守ることが多くなってきます.
自分自身もまだまだ試行錯誤ですが意識するのとしないとのでは違うことを実感しています.
人が自発的に動きたくなるKT(空気を作る)訓練是非意識してみてください.
○for messege○
KY(空気を読む)だけでは,自発的な場作りはできません.勇気を持って,KT(空気を作る)をやってみよう.あなたの言動一つ一つがもしかしたら,相手の安心感,信頼感,医院への愛着,スタッフへの感謝につながります.