研修面接
2009年3月1日
この2週間、今年卒業予定の大阪歯科大学の院外研修希望者の方の面接を
院長先生と共に、させていただきました。
それぞれ緊張した面持ちで、朝の朝礼から見学していただき、お昼をとりながら、面接という流れで
進めていきました。
自分自身面接する中で、お話しする中で
いつもお話しすることが3つあります。
1.1年後、3年後、5年後どんな先生になっていたいか?
:私自身もそうでしたが、研修を取り組む中で、どうしてもひとつひとつの治療スキルやお口の中の疾患ばかりに目がいきがちですが、
テクニカルスキルと共に、将来どんな先生になりたいか?どんな分野を自分の得意分野にしたいか?どんな所で、どのような人と、どのような人間関係をもって、歯科にたずさわっていきたいか?ぼんやりと思ったこと、自分の今思うイメージがあること、そんな思いを1年後、3年後、5年後、どうなっていたいか、いつも頭の中におきつつ、この1年の研修をとりくむことで、いろんなことに興味をもち、いろんなことにアンテナをはることができると思います。
2.目標となる先生や、スタッフを見つけること。
:大学病院、院外研修先の先生やスタッフを含めた、コデンタルスタッフの方で、『こんな先生になりたい。、この先生の技術・対応に感銘を受けた。コミュニケーションスキルが素晴しい』など自分自信憧れるような方に出会ったなら、是非その方を目標にして、その方のまねしたい部分を意識し、見学してみること。そして、いろんな方のいい部分を、自分自身吸収して、診療に活かしてみること。
3.最後は、自分自身であることを自覚すること。
:同じ1年を研修する中で、上記に述べたことを意識する人と、なんとなく1年間研修する人とでは、毎日の過ごし方が変わってきます。それを人と比較し、自分が優れているとか劣っているとかは全然気にする必要はありませんが、人や環境は、関係なく、どんな状況でも活かすも活かさないも自分自身であることを意識し、行動すること。比較するのは、昨日の自分自身と比較すること。
これは、自分自身も研修を受けた中で、感じたことでもありますし、自分を育ててくれた恩師の言葉でもあります。
ここ数年、国家試験は、合格率がかなり低く、狭き門になっていますが、無事突破し、素晴しい研修医生活をスタートできることをお祈りしています。
見学、本当にご苦労さまでした。
自分自身が卒業してからの月日を思い出しながら、初心の気持ちを自分自身も大切にしたいと思った今日この頃でした。
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