恩師との再会
2008年10月26日
今月の8日に
福岡で大学で研修中のお世話になった
小倉南歯科医院の理事長である氷室秀高先生
福岡リハビリテーション病院の障害者歯科部長の平塚正雄先生と
久しぶりにお食事する時間を持つことができました。
大阪で行われていた歯科麻酔学会で来られて、誘っていただき
自分もとてもうれしい気持ちになりました。
大学の研修と共に、関連病院であった二人の先生には、
大学とは違う側面での障害もたれた方の臨床および、一般歯科に渡るまで、
今まで先生がたが、学んで実践され役立つことを、
手取り足取り教えていただきました。
大学を退職し、この3年の報告や、昔の思い出話を
お酒を飲みながら話せる時間自分にとっては、何か福岡時代にタイムスリップしたような錯覚をするほどでした。
氷室先生から、昔怒られたことが一つあります。
自分が総義歯のの咬合様式でこの様式が1番いいと思うと話した瞬間
『自分でそういうふうに決め付けるくせがつくと、学ぼうという姿勢がなくなるから絶対にするな。
自分が思っているなら、今、全部臨床でそうなっているはず。今まで、いろんな人が学んで実践した考え教科書、実際の臨床でにたくさん触れなさい』
まだまだ、未熟で、興味をもち、これがいいと思うとすぐ、決め付けがつだった自分には、今でもすごく、大事にしている言葉になっています。
また、平塚先生からは、
根管治療、形成、欠損状態からの治療のアプローチのコツなど
先生の自分の臨床の基礎を作っていただいた先生です。
小倉に勤めていたときに、一緒に夜、泊まる機会が1年あり、その日の臨床での振り返り、論文の読み方、先生の臨床の考え方など、
今、思うと貴重で本当に贅沢な時間だと思っています。
そのような学ぶ機会を与えていただいた、大学の先生方、氷室先生、平塚先生への感謝の気持ちが今でも溢れてきます。
自分としては、これから大阪での方向性や目標を伝えた後、
ひとつだけ、コメントをいただきました。
自分が学んだことをいかし、身体の不自由な方への自分にできる事をやっていきなさいということでした。
自分自身、大学での臨床を通して、特に自分自身で清掃性の困難な方に治療だけでなく、予防をしていく重要性を感じたのが予防歯科の始まりでした。
ただ、自分ひとりでは、やれることは限界があります。
その中で、3年前に立てた目標である大阪でのネットワークを作っていくことを、
自分自身再認識しつつ、自分自身頑張っていきたいと思います。
久しぶりの再開でたくさんの思い出とともに、
これからの、方向性を考えるきっかけをいただいた今日この頃でした。
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