初心に戻る場所
2008年8月31日
お盆に和歌山に帰省した際
脳梗塞で療養中の祖母に会いにいきました。
16年前に脳梗塞を発症し、その後右半身麻痺の状態となり、
今、施設で療養を続けております。
元気だった祖母が、突然動けなくなるだけでなく
言葉がでにくい状況、そして義歯が合わなくなり、食事をするのもままならない
現状を中学生だった際、年を重ねても、疾患を併発しても美味しく食事をすることの
大切さを感じて、歯科を志すきっかけになったのが祖母の病気でした。
それもあり、大学で障害者歯科で学ぶきっかけとなり、自分の師匠となる恩師との出会い
があり、自分の臨床のベースになっています。
毎年変えることで、その高校生の時の思いを思い出します。
毎年、年を重ねる中で、少しずつ変化する自分の中で一番純粋な大切な気持ちを
思い出す場所でもあります。
残念ながら現在、口からの食事はできない状況になりましたが、
そんな中一生懸命、生きている祖母、これからも会いにいくごとに自分にいろんなことを教えていただいてると思います。
その中で毎日の生活をサポートする叔母、従姉妹には感謝の気持ちでいっぱいです。
中学高校と過ごした、この新宮という場所で、歯科で貢献したいという夢も新たに沸いてきています。
生きることとは、人生の年輪を刻んでいくことでもあります。
そのことをしっかり意識し、毎日の時間、当たり前の過ごせる時間に感謝して
今日も頑張って過ごしたいと思った今日この頃でした。
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