新たな試み チーム制
2007年10月15日
今月から、医院として新たな始めたことがあります。それは、担当医に合わせてアシスタントをしていただく方々をチームとして、診療に従事するチーム制です。
この構想は、去年の春先から院長が構想していたのですが、スタッフの人数の不足がなかなか改善せずにできずにいました。
そういっているとなかなかできないことが、院長とも話しながら先々月の時点で今月から始めるとGOサインもあり、3ヶ月固定で導入にいたりました。
坂井歯科は現在院長先生も含め、4人の常勤歯科医師が勤務しており、アシスタントの方が一緒であることでより、
・来院者の方々にDRだけでなくアシスタントの方もできるだけ同じことで、より安心していただけること。
・それによって、診療の準備や導入がよりスムーズになること。
などのメリットが起こります。
今回まだ2週間ですが、実に診療の中でそれが成果として上がっていることを実感しています。
それによって起こる新たな問題点も、出てきました。
・スタッフの人数が完全に揃っていることが原則であること。
・固定のスタッフ以外のコミュニケーションが以前より極端に減ってしまうこと。
などが、チーフとの話し合いでも挙がり、なかなかバランスって難しいなと感じました。
現在30人近く勤務しているスタッフとの全員で話せる機会は、週に1回のミィーティングと、勉強会になり、その機会が今後より重要になると自分自身も思い、今後、新たに5月から勤務していただいている神山先生とも、勉強会を含めた話し合いを行っている所です。
ここで、大切なのは、坂井歯科という大きなチームがあった上で、みんなの支えを感じながら、おのおののチームで頑張ることのような気がします。そのためには、院長の言葉を借りるなら、仕組み作りなのかなと思います。
同期で入社した西谷副院長が10月2日に開院したパートナー医院である、しぎの歯科医院に行かれたため、今月から本格的な新人事になり、院長と山川事務長から『副院長代理ということであと1年間頑張ってください』とお言葉をいただき、正直びっくりしたのと、今の自分にできることは何かなと思っています。
先々週から参加させていただいている院長先生、山川事務長やチーフの小川さんや辻さんとのトップミィーティングでも、今までとは違う視点で考える機会を与えていただき、この2週間でも考える機会が多くなったような気がします。
西谷先生が以前いた場合は、急患初診の方々を頑張ってみていただき、自分がより治療に専念できていたことや、専念することで新たなアイデアが浮かぶことも多かったように思います。
新たにきていただいた神山先生とは、年齢も近く、勉強会だけでなく、症例検討なども今後、やっていこういう話もでき、また、自分自身ためているアイデアを出し合い、何かいい形のものがこの1年できればと思っています。
坂井歯科に来て2年本当にあっというまで、正直時間の流れるスピードにびっくりです。しかし、その時間を過ごしながら、院長先生を通して新たな素晴しい出会いや多くの気づきを与えて学ばせていただき感謝の気持ちでいっぱいです、スタッフの方々との楽しい思い出もブログを読み返してもたくさんあります。
自分自身、この1年がより、坂井歯科にとっても、来ていただく来院者の方々にとっても、一緒に働くチームメンバーのみんなにとっても、そして自分や家族にとっても、いい1年を過ごせるように、より意識して、記憶に残る仕事をしていきたいと思います。
自分の好きで大切にしている曲があります。それは槙原敬之さんの『僕の1番欲しかった物』という曲で。
その詩の中でこんなフレーズがあります。
僕のあげたものでたくさんの人が幸せそうに笑っていて、
それを見たときの気持ちが僕の探していたものだとわかった。
今までで1番素敵なものを僕はとうとう拾うことができた。
この曲が流行っていた時は、まだまだ若かったこともあり(今もまだまだ未熟者ですが・・・)
今の方が、この曲の意味がわかるような気がしています。あれが欲しいこれがしたいという欲求も自分自身を高めていくには、絶対必要で自分自身もそのポテンシャルで、多くの時間を過ごしてきました。でも1番大切なのは、どれだけの心の豊かさを感じ、そんな人とつながりを感じてて生活することができるかは、なんとも言えない幸せを感じるような気がしています。もちろん人間ですから感情的な時も、みんなありますが、そんな気持ちを大切に明日も診療にあたりたいと思った今日この頃でした。
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