子供の笑顔パート3
2007年10月13日
最近来ていただいたあるお子様の患者様で、初めての歯医者さんとのことで、予約していただきユニットに入る直前になんと、脱走したとのことで、お母さんもスタッフも大慌てでした。
その後、30分ほど、入り口付近で立ち往生され、自分も、少し見に行かせていただくと、お母さんも少しあきらめ気味のご様子・・・
自分も少し難しいのかなと、場合によっては、予約の取り直しもお母さんとお話しさせていただいたのですが、その後お母さんとお子さんのお話しで頑張ってみてもらうのこと。
自分も、この心境の変化に、驚きでしたが、なんとか、頑張って診させていただきました。最後は元気にバイバイと笑顔で帰られるのをみて、自分もうれしい気持ちになりました。
以前もブログで書かせていただきましたが、ある意味お子様の反応は実にストレートなので、自分自身いつも診療にあたると学ぶことが多いです。こちらで勤務させていただいて経過の長い方は、大人の歯がはえかわると共に、すくすく大きくなるのを見ていて、お子様の成長の早さを実感する毎日です。初めは、皆緊張気味だった方も、慣れてきて診療室に、笑顔で来られるのをなんとも言えない気持ちになります。
自分自身、歯ブラシをあててあげるのがすごく好きなんですが、自分の中では、怖がっているお子さんとのコミュニケーションの道具でもあります。もちろん泣き出すお子さん、口をへの字に曲げているお子さん、100人いらっしゃれば、100人のリアクションがあります。
自分も、正直汗をかきながら、歯ブラシをすることもありますが、今後は、痛みなく、笑顔でご家族で一緒に歯を磨いていただき、我々がお口の健康のサポートができるきっかけになればと思っております。
以前の職場の上司の先生から歯ブラシが嫌な方は、お口の中に対する触覚が慣れておられないことがひとつの要因で、小さい時期で難しい場合は、まず指でマッサージしてあげて、お口の中で触れる感覚に慣れさせることも大切と教えていただいたのを今、ふと思い出しました。
生まれてから、どんなことも初めての経験を重ねる小さいお子様には、出来る出来ないの観点では、なく経験や体験させてあげるという焦点が、大切であると、思った今日この頃でした。
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