ゴシックアーチ描記法
2016年9月9日
最近取り入れている
BPSデンチャーの作製時にもちいる
ナソメーターを用いた描記法ですが,
義歯の噛み合わせを診査,確定する中で
有効な方法です.
これからも,一人一人の患者さんの臨床を通じて,
よりお口にフィットする義歯の作製に研鑽します.
(参考)
ゴシックアーチ描記法とは再現性、操作性にすぐれ、
義歯の咬頭嵌合位の決定に有効であるばかりでなく、描記図自体の判読により、
顎関節あるいは咀嚼筋の異常のなどの判定などにも役立ちます.
ゴシックアーチを下顎の左右の側方限界運動の軌跡を描記させる
→咬合紙を介し、軽くタッピング運動を行わせ、ゴシックアーチ描記図中にタッピングポイントを記録。アペックスとタッピングポイントの位置関係などを考慮し、
水平的な顎間関係の採得位置を決定する方法です。