Q&A⑥ むし歯になりかけの歯があるのですがどうしたらいいですか?
2016年5月10日
まず、むし歯になりかけの歯とは、視診ではあきらかなむし歯の穴は確認できないけれど、白濁や白斑、着色がみられ、放置すると削る治療が必要なむし歯に進行すると考えられる状態の歯のことです。
この状態の歯は、フッ素の入った歯磨き剤で丁寧に歯磨きしたり、食事や間食をだらだら取らないようにしたりと気を付けていると進行を止めることができます。
歯は、一度削って詰めてしまうと、その修復治療の耐久性にはおのずと限界があるため、詰め物のやりかえの末に歯を保存することが難しくなり抜歯に至ってしまうといった負の連鎖を起こしやすくなります。
将来そうならないためにも、むし歯になりかかっている段階で生活習慣を見直し、注意深く守っていく必要があります。
私たちも定期健診や定期的なお口の中のクリーニングで、皆さまのお手伝いをさせていただきますので、良い結果を得られるように一緒に頑張っていきましょうね。