Q&A③ 受動喫煙が歯に影響するって本当ですか?
2016年2月4日
あるデータでは、タバコを吸う家庭のお子さんにむし歯が多いという結果がでています。
家族に喫煙者がいる子どもと喫煙者がいない子どもを比べると、家族が喫煙する子どものほうが3歳になるまでにむし歯ができるリスクが2倍ほど高いそうです。
その理由は、喫煙者の口の中でタバコの影響により悪化したむし歯菌が移ってしまうことや、免疫力が受動喫煙により低下してむし歯菌に感染しやすくなることなどが考えられます。
またむし歯だけでなく、歯周病にも大いに影響します。
受動喫煙であっても、喫煙者にみられる歯ぐきの色素沈着や歯周病になるリスクが高まるといったことが起こるのです。
喫煙されている皆さん、一緒に暮らすご家族、傍にいる大切な方のためにも禁煙を考えられてはいかがでしょうか?