拡大鏡との出会い
2022年6月11日
自分が臨床を取り組む中であきらかに変化をもたらしたターニングポイントがあるとしたら、
尊敬できる臨床家の先生との出会いと学び
と
拡大鏡との出会い
が挙げられます。
10数年前に勉強会で拡大鏡の重要性を痛感し、3倍の拡大鏡からスタートし、
6倍、8倍とステップアップし、診療での自分のルーティーンとして診療を行なっております。
現在全ての歯科医師、歯科衛生士の方においても拡大鏡下での診療体制を進めて現在に至っています。
治療する部位、術式や、経験を考慮しながら、倍率はそれぞれにあった診療体系のもと、
なんでも高倍率がいいわけではありませんが、
見えることで、裸眼では見えにくくて時間がかかっていた部分は効率的に時間短縮に繋がり、
裸眼で見えていたつもりで進めていた部分はより慎重に進めることで
治療効率、診療精度の向上に必ず繋がっていると思いますし、
自分自身は診療をする中でみえることでのストレスの軽減に繋がり、
より臨床をする中でなくてはならない相棒として、一緒に毎日を過ごしております。
明日も、拡大鏡と共に慎重に、そして安心を心がけた診療を大切に進めて参りたいと思います。