アンチエイジング歯科学会振り返りパート2
2007年5月14日
14日には、予防歯科の第一人者である日吉歯科診療所 熊谷 崇 先生のご講演を聞かせていただきました。
熊谷先生は、院長も昔、講演を聞き、坂井歯科が予防歯科を行っていく上で、非常に影響を受けて先生で、自分自身も、今日の講演を大変楽しみにしていました。
熊谷先生の講演で、ここ20年、歯科疾患実態調査で、DMFT指数が基本的には多くの変化がなく、治療主体の歯科治療が、真の予防主体の歯科治療にシフトすることが、DMFT指数を改善する鍵である。と言われていました。
歯科の2大疾患である、う蝕と歯周病この2つの再発を防ぐためには予防が不可欠で、その長期予後を蓄積したデータを示しながら、これからの歯科医療のありかた、方向性を大きな形で示してくれたご講演でした。
日本の歯科の受診率は2%と言われている、自分自身の歯でいかに、長く保っていくか、また失った歯を治療した部分の再治療をいかに防止するか、そのことで、お口の健康から、全身の健康にたずさわることが、これからもたくさんあると、多くの刺激をいただいたご講演でした。
以前、箕面市でご開業されている吉田先生と話したのは、
『箕面市のDMFT指数が全国平均より、下がったら、地域単位で予防率が高まる可能性がありますよね』
と吉田先生と、今後の予防について、話し合ったことを思い出した。
健康な人が健康を維持するために、歯科医院に通うそんな時代が、日本のどの年齢の人も、どこの地域でも、どんな疾患を併発している人も、守れる時代がくるとますます、今以上に歯科医院でになうことは大きくなるのではないかと思った今日この頃でした。
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