お子様の笑顔
2006年11月20日
この学会には、去年まで、在籍していた母校(福岡歯科大学)障害者歯科教室の教授、小島寛先生の教育講演を聞くことができました。
講演のテーマは、『歯科診療 拒絶する子供に困ったとき』
我々、大人になると自分自身に、『痛みや噛みにくい、審美的要素』などをふまえて自分自身に、治療の必要性を感じ、来院されるわけですが、発育過程の小児においては『いたそうなそぶりを見せている、歯が黒くなっている』などの、保護者の方が、治療の必要性を感じ、来院するという違いから、いかに拒絶するお子さまを、治療にむけていくか、発想を転換して、治療をしていくか、多くのヒントをいただきました。
自分自身、この一年でも、本当に多くのお子様に出会うことができました。治療させていただく中で、多くの笑顔と元気をいただきました。
しかし、その中で、治療の拒絶・緊急性より、大学病院への医療機関へ、3人ご紹介させていただきました。
・緊急性があるため、少し頑張ってもらってから、治療が難しくなってしまった方。
・治療に慣れてきたもの、多数の虫歯で、早期の治療が必要だったお子様、
・2歳と低年齢で、治療が困難だったお子様、
虫歯ができたから治療するのは、当たり前で、そこから何を学び、今後どのようにしていけばいいか、大人になるまで、どのように予防をしていけばいいかをこれからも、診療を通して伝えていければいいなと思っています。
以前は、紹介を受けて、大学にて、上の諸先生方と、診療に当たっていた時との違いはありますが、お子様のお口の健康にいかに従事することができるか、日々、努力を重ねて、頑張っていきたいなと、講演を聞いてさらに思いました。
教授とも、少しお話しすることができ、近況などを聞くことができ、懐かしくもあり、うれしくもあり、いい時間を過ごすことができました。
また、その学会には、岡山大学の小児歯科の講師である、岡崎好秀先生も来られていました。以前、『口腔ケア最前線』という本を読んでからの非常に感銘を受けた先生で、写真をお願いすると気軽に撮ってくださり、本当にうれしかったです。
お子様の笑顔をより見るヒントを、是非明日からの、診療に少しでも取り入れることができればと思いました。
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