大切なお子様の歯を守りましょう

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大切なお子様の歯を守りましょう

2023年7月24日

大切なお子様には一生自分の健康な歯で過ごしてもらいたいですね。
その為にはどうしたらいいのか、自宅でできるケア方法・生活習慣・予防歯科でできる事などご紹介させていただきます。
是非、大切なお子様の歯を守る参考にしてください。

子どもが虫歯にならないために今からできる事

*まずは子供の歯が虫歯になるサイクルを知ろう

虫歯の原因①細菌

ミュータンス菌が歯垢(プラーク)となって歯の表面に付着し、糖質から酸を作り出します。
その酸が、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かして歯をもろく、スカスカにしてしまいます。
ミュータンス菌は生まれたての赤ちゃんの口腔内にはない菌です。
大人がかみ砕いた食べ物や大人が使用した箸やスプーンで赤ちゃんに食べさせる事で菌が移ってしまい菌の繁殖につながってしまいます。

虫歯の原因②糖質

食べ物に含まれている糖質(特に砂糖)は、ミュータンス菌が酸を作る材料に使われています。間食が多い人や、飴やドリンクなどの甘いものをよく摂る習慣のある人は歯の表面が酸にさらされる時間が長い為、虫歯になりやすくなります。
市販されてる清涼飲料水には糖分が多く含まれています。
例えば炭酸飲料500mlには角砂糖15個分もあり果物のジュースにも果実由来の糖分が含まれてます。

虫歯の原因③歯の質

歯が作られる時の環境の違いなどで個人差がありますがエナメル質や象牙質の状況(=歯の質)によって虫歯にもなりやすい人もいます。
特に乳歯や永久歯が生えたばかりの子供には注意が必要です。

虫歯の原因④時間

上記でお伝えした①細菌②糖質③歯の質の要素が重なる時間が長ければ長いほどに虫歯になりやすくなってしまいます。

虫歯のサイクルを意識して生活習慣の見直しをしましょう

*規則正しい食生活とよく噛む事を習慣にしましょう

甘いものを沢山食べてないのに虫歯になってしまう。という言葉を聞く事があります。
それは『食べ方』に問題があるかもしれません。
食べ物が口に入るとそれを栄養にしたミュータンス菌が酸を吐き出し、その酸によって虫歯の前兆である【脱灰】という状態になります。
この脱灰とは酸が歯の表面の大切な成分であるミネラル(主なカルシウム)を溶かしてしまいます。この状態が続くと虫歯になってしまいます。
とても怖いですよね。でも安心してください。
それを防いでくれる頼もしい味方がいます。
それは【唾液】です。
食べ物を口に入れ咀嚼する唾液が増えます。唾液の力で歯の表面が虫歯になりやすくなる酸性の状態から虫歯になりにくい中性の状態に戻します。
この状態を【再石灰化】といいます。
甘い物の量以上に食べる頻度や時間を意識して頂き、ダラダラ食べ・チビチビ飲みを卒業させて規則正しい食生活とよく噛んで食べる事で唾液の分泌を促進させて虫歯になりにくい口腔内環境を作りましょう。

*お子様の口腔内ケアは予防歯科にお任せください

食生活に気を付けて頂く事以外では口腔ケアがとても重要になります。
当院ではただ虫歯を治すだけではなく、お子様が大きくなった時に虫歯のない綺麗な永久歯が正しい位置に生えそろい、美しい健康なお口になる事を目指しています。
乳歯は永久歯に比べて柔らかく虫歯になりやすいです。
予防歯科で定期的にメンテナンスを受け、フッ素を塗って歯の質を強くする事で虫歯になりにくくする事ができます。
フッ素塗布は継続して行う事が大切です。
一般的には3か月に1度の位のペースが勧められています。
ただし、フッ素を3か月毎に塗ったからといって虫歯が全くできないわけではありません。
やはり基本は日々の歯磨きを丁寧に行い、生活習慣に気を配る事が重要です。
虫歯にならないようにご自宅での歯磨き練習や、定期健診による早期発見と早期治療(初期虫歯は経過観察することもあります)が大切ですので、歯が生えだしたら早いうちから通院する事をお勧めいたします。

*正しいブラッシングで口腔ケアをパワーアップ

ではご自宅の歯磨きはどうしたらいいでしょうか
なかなか歯磨きをしてくれない・嫌がる子供も多く、ブラッシング指導が思うように
進まない家庭もあることでしょう。
苦戦すればするほど大人はイライラしてしまいますし、余計に子供は歯磨きを嫌がるようになります。
歯磨き=楽しいという認識を持ってもらえるように歯磨きに遊びの要素を取り入れる事がおすすめです。
当院ではお子様の年齢や歯の状態にあった歯磨き指導をさせていただいています。
保護者の方にも仕上げ磨きや確認するポイントなどもアドバイスさせていただきますので
ブラッシング指導を受けた事のないお子様・保護者の方は是非受けてみてください。
ご自宅でもお子様と楽しく歯磨きをして自宅での口腔ケアをパワーアップしましょう。

大人も油断してはなりません

*静かに忍び寄る歯周病

よく歯周病というワードを耳にする事が多いかと思いますが歯周病について簡単にお伝えさせていただきます。
歯周病とは、細菌によって引き起こされる炎症性の疾患で、歯の周りの歯茎や、歯を支える骨などが溶けてします病気です。
歯と歯肉の境目の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。さらに進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます
現在30歳で約80%以上の人が歯周病になっています。
10代から少しずつ痛み無く進行して歯茎から血が出る等の自覚症状がでます。
30代の頃には歯肉炎・歯周炎になっています。
気づいた頃には歯を抜く事になってしますケースもあります。
でも安心してください。
セルフケアと歯科のサポートで歯は残せます。

*大人のメンテナンスについて

では歯周病にならない為にもしくは既に歯周病になっている場合はどうすればいいのでしょうか?
虫歯や歯周病の発症の原因として、まずは歯ブラシでおとしきれなかった汚れが歯垢(プラーク)の除去が重要になってきます。
たとえ毎日歯ブラシしていても、一人一人の癖などによってどうしても磨き残しがあるのが現状となっています。
メンテナンスではどこに磨き残しがあるのかを一人一人に合わせた磨き方を指導し、日々の汚れをしっかりと除去することで、その後の予防に繋げる事ができるのです。
既に歯周病が進行している方はなおさら受診をおすすめします。
重度によって処置内容も変わってきますので、一人一人に合わせた治療を提案させていただきます。

*定期検診を是非受けてください

お子様と同様に大人の方も生活習慣や自宅でのケア以外に定期的な予防歯科の受診が大切になります。
定期健診を受けていただく事により虫歯や歯周病の早期発見にもつながります。
お仕事や家事・学校や習い事などお忙しいのは重々承知していますが是非ご自身や大切な家族の為に3か月~4か月に1回我々にお時間を下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は大切なお子様の歯を守るために今からできることを中心にお伝えさせていただきました。
特別難しい内容ではなく日常生活でのちょっとした事でも口腔内にとっては大切な習慣になります。
いきなり全部を実行となると大変だ、続かないとなってしまいますので1つ1つ習慣を見直してみてください。
特に定期的な予防歯科でのケアは当院にてお手伝いさせていただけますので是非、大切なお子様の歯を守るために受診をおすすめいたします。
子供のころの口腔内が永久歯に生え変わる・歯磨き、メンテナンスの習慣を作る事で将来のお子様が大人になった時の口腔内に大きな影響があります。
健康な口腔内の環境を守るために大人の我々が子供の見本となるように率先して実践していきましょう。

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