年末を迎えて
2020年12月30日
12月26日に無事に今年の診療を終えることが出来ました。
切っても、切り離せない
1月の終わりから急遽出てきた,新型コロナウィルスの出現で,皆さんそれぞれ,いろんな予定がくるった出来事だったではないでしょうか?
一番大切な,人との信頼関係を繋げる『伝える』ということを抑制する出来事に.自分自身も正直戸惑いました.
話したいけど,話せない・・・
笑い合いたいけど,マスクで笑顔が隠れてしまう・・・
一番,大切な家族,友人,恋人にも会いにいきにくいことも難しい・・・
世間は,自粛に,制限に,正しいことも正しくないことも含めて,少しでもはみ出た意見や言動が出れば
批判をし,誰もが正義を盾に叩くような風潮・・・
大変な時代になったように自分も感じていました.
医院自体はもちろん、いろんな紆余曲折はありましたが、
スタッフ一丸となって1年、医院を診療できたことにまず感謝したいと思います。
また、
『大変な中、診療お疲れ様です』
『こんな時期に来ていいのかと思ったのですが、大丈夫ですか?』
とお気遣いいただいた患者様
ありがとうございす。
また、あるスタッフには診療後、1人で事務作業をしていると
『院長、何も出来ないですが、お体にはくれぐれも気をつけてください』
を声を
かけてくれたスタッフの言葉にグッとくることがありました。
いろんな思いを感じますが
自分なりに奮い立って
進んだこと、
それを支えていただいた家族はじめ
サポートいただいた
業者さん、あらゆる方々に感謝を申し上げます。
あらゆること、あらゆる当たり前が
当たり前でなくなった現在に
今、自分たちができることは何か?
何が大切で
今するべきことは何か?
いろいろ考え方はあると思いますが
自分の思っている答えは、
できることを精一杯実行し過ごすこと。
今、身近に過ごす、家族、スタッフとの
幸せを願い、日々の時間を大切にすること。
不器用で全てにおいて時間のかかる自分ですが、
カッコ悪くても、泥臭くても、
汗水かいて、必死に来年も自分なりに進んでいこうと思います。
きっと
コロナの先にある世界は
世間体や常識といった
無意味なことは限りなく排除されて
個人個人が本当にそうでいたい
在りたいという強い想いが
残り、その中で、生まれる新しい世界観が生まれるのではないかとも考えています。
絶望の中には光があり、その光を求め
集まる中で生まれる世界がきっと
次の世界を作ると自分は思います。
2020年も1年間本当にお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
感謝をこめて
2020年12月30日
舩戸 大