学校歯科検診について
2019年7月5日
皆さんは学校と歯科医院での検査結果には、多少の誤差が生じることがあるのをご存知でしょうか。
学校の歯科健康診断は、視診のみで行う簡易的な検査なので、学校歯科医がより精度の高い検査を目指すのはもちろんですが、おのずと限界があるのも確かです。
虫歯(C)があるからと歯科医院で検査したら、さいわい初期虫歯(CO)だったり、逆に要相談の指摘でエックス線検査をしたら、虫歯が隠れていたというケースも少なからずあります。
学校では確定診断はできませんが、怪しい場所やリスクの高さの指摘ができます。もしもこの健康診断がなければ、児童や生徒のお口のトラブルは、その多くが見過ごされてしまうでしょう。
そなため、定期的な検査はとても大事なのです。