計算された「美」の創造
そのために、
次のような取り組みを行っています。
5年保証を実施
- 治療前の「シミュレーション」
- 「マイクロスコープ/拡大鏡」
の活用 - 「削る量を最小限」にする治療
そのために、
次のような取り組みを行っています。
5年保証を実施
「黄金比」という言葉をご存知でしょうか?
人がその目で見た時、最も美しいと感じる比率のことです。
モナリザやパルテノン神殿で使われていることで有名ですので、ご存知の方も多いかもしれません。
この黄金比の考え方は、実は歯科の世界でも応用されています。
歯の形や唇、歯肉のバランスを一定の比率で整えることで、主観的にも客観的にも「美しい」と感じる口元を創り出すことができるのです。
当院では患者さんのご要望を大切にしながら、この比率を忠実に再現して「理想的なカタチ」へと創り上げていきます。
具体的にご紹介します。
美は抽象的なものではなく、計測できるものです。
それを反映させることで、誰が見ても美しい美が創造されます。
笑った時、下唇のアーチと歯並びのアーチを一致させることで口元の美しさを際立てることができます。
著者: 山崎長郎 クインテッセンス出版: エステティック クラシフィケーションズ より引用
「中切歯(1.618)」:「側切歯(1)」:「犬歯(0.618)」の配列にすることで前歯の審美性が向上します。
正中線とは、顔の中央にあるラインのことです。
前歯の中央にあるラインを顔の中央(正中線)に合わせることでバランスが取れた歯並びになります。
分かりやすく言うと歯肉の幅のことです。
歯肉も美を創り出す重要な要素になります。
この幅を計算に入れながら、適合性の良い被せ物を製作する必要があります。
最も優先されるべきなのは、患者さんの「こうしたい」という希望を実現することです。
歯が完成した後に「イメージしていたのと違う」ということにならないように、次のような取り組みを行っています。
治療前にカウンセリングを行い、患者さんの「理想」を伺います。そして完成形のイメージを模型でお見せします。
理想形を患者さんとドクターがしっかり共有することで「ズレ」をなくすことが可能になります。
プロビジョナルレストレーションとは「仮歯」を用いて、歯の形・色合いを患者さんと共に調整する工程のことです。この工程で「審美性に問題はないか」「しっかり噛むことができるのか」「長期間機能するものか」など、全体的なバランスを確認し、必要に応じて細かい調整を行います。
この工程では患者さんの「もっとこうしたい」等の意見も積極的に取り入れますので、気になる部分があれば遠慮なくお伝えください。納得されるまで何度も調整します。
ここまでのプロセスを忠実に行うことで、美しい歯の色・形を手に入れることができます。
しかし、一時的に綺麗になるだけでは意味がありません。
大切なのは「美しい状態を長期間維持し続ける」ことです。
そのための取り組みとして、当院では「マイクロスコープ視野を利用した形成」を行っています。
マイクロスコープや拡大鏡は、詰め物や被せ物を形成する際、手元を拡大するために使用する装置です。
拡大鏡は3~6倍、マイクロスコープは約20倍まで視野を拡大することが可能です。
詰め物・被せ物の形成はマイクロ単位以下の繊細な作業です。
そのため高精度な詰め物・被せ物を作るためには、マイクロスコープや拡大鏡で鮮明な視野を確保する必要があります。
精度が低いものを使用すると、歯とセラミックの間に「隙間」ができてしまい、そこから虫歯菌や歯周病菌に感染しやすくなります。
悪化すると「抜歯」という最悪の結末をたどることもあるため、当院では細心の注意を払って形成を行っています。
歯肉も美を構成する重要な要素です。
右の写真は、歯肉が退縮してしまった方の写真です。
歯がキレイになっても歯肉のバランスが悪ければ、美しい口元にはならないことがよくわかります。
このようなケースでは、歯肉移植術により歯肉のバランスを整えます。
別の部位から歯肉の移植することで、足りない部位をカバーします。
歯肉移植術はどの医院でも行っているわけではありません。
「総合的な美」を追求したい方は、歯だけでなく歯肉へのアプローチもできる歯科医院での治療をお勧めします。
セラミックの詰め物・被せ物を装着する場合、一定量の歯を削る必要があります。
しかし患者さんの立場からすると、「なるべく削りたくない」というのが本音だと思います。
当院では、そのようなニーズに応えられる治療もご用意しておりますので、それぞれご紹介いたします。
特殊な光で硬化するゲル状の素材を用いる治療法です。
被せ物などには適用できませんが、銀歯(詰め物)の代わりに用いることができます。
その他、すきっ歯の改善や、欠けた歯や歯の傷の修復にも利用できます。
治療内容 | 齲蝕になった歯に関してハイブリッドセラミックスを築盛し審美的な改善を図る方法。 |
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費用 | 単純21,000円(税抜き) 23,100円(税込み) 複雑26,000円(税抜き) 28,600円(税込み) |
リスクや副作用 | ・清掃状況により齲蝕になる可能性がある。 ・咬合力によっては破折の可能性がある。 ・樹脂も混ざっているため変色の可能性がある。 |
薄く加工したセラミックの歯を、歯の表面に接着させて見た目を修復する治療です。
例えるなら「付け爪」を付けるようなイメージです。
通常のセラミック治療は歯を大きく削る必要がありますが、ラミネートベニアは歯の表層を薄く削るだけで済むので歯への負担を最小限に抑えられます。
治療内容 | 歯の表面(エナメル質)に限局し、最小限に削除し歯の形体、色の改善をセラミックスで築盛し、改善をする方法。 |
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費用 | 110,000円(税抜き) 121,000円(税込み) 複数歯の場合、診断用ワックスアップ1万円(税別) |
リスクや副作用 | 歯の削除を行うことでしみる可能性、齲蝕になる可能性 噛み合わせによりセラミックスが破折、脱離する可能性がある。 |
ここまで色々と説明してきましたが、美しさの基準は人それぞれ異なるものです。
そのため、私たちが「こうした方が良い」と考える治療を一方的に押し付けるようなことはしておりません。
まずは、あなたの「理想」を聞かせてください。
そこからベストな治療法を一緒に探していきましょう。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。