伝える力
2009年9月11日
先日、ある患者様から、おしかりの言葉をいただきました。
スタッフの言った言葉が、
患者様を傷つけてしまった為です。
もちろん、本人はそのようなつもりで話していたわけではありません。
ただ、話すことと、伝える相手にとっては、自分自身が思わないような伝わり方をすることは、
自分自身も経験します。
今回の件で。改めて言葉の伝える重さと、そして、その伝え方の大切さを再認識させていただきました。
メラビアンの法則によると
話の内容などの言語情報が7%だけで、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合
という法則があります。
自分自身も歯科というすごく疾患で不安に思われて来られている来院者の方の気持ちをより感じ、
その思いに安心感をより与えれるような
伝え方に励みたいと思います。
経験を通して、より学び、次にいかして、繰り返さないことを
大切に、自分自身もスタッフと共に念頭においていきたいと思います。
滋賀の長浜市に行ってきました。
2009年9月11日
8月の終わり日曜日
所属している勉強会の
夏季研修会で滋賀県の長浜市に行ってきました。
講師は、オーバーロードの観点からというテーマで東京でご開業されている内藤正裕先生のお話しでした。
内藤先生は、世界的にも有名な補綴のスペシャリストで、30年を経過する治療に関する予後から、いかに
予知性の高い治療を計画できるかを約3時間かけて、お話ししていただきました。
長期の症例を経過をたどる写真を見る観点や、世の中完璧なものは、なく、いつも定説に関して疑う目をもつことなどを話されていました。
講演の後の、懇親会でお話しするチャンスがあり、
『先生のような、長期にわたり臨床家のスペシャリストでいるためには、今の自分自身が努力することを一つアドバイスしていただけるなら何でしょうか?』
という質問をさせていただいた所、
『批判、非難を恐れず、自分の臨床をどんな場所でも見てもらう、発表する機会を持ち続けることが大切です。時には、賞賛される時もあればつらい経験もあるかもしれないけども、それが一番大切です。是非頑張ってください』
というありがたい言葉をいただきました。
自分自身も日々の診療を振り返り、そして、多くの臨床家の方にも、見ていただけるような、姿勢をより持ち、日々フィードバックし、臨床の研鑽をさらにしていきたいと思った今日この頃でした。
帰りは、家族で一泊し、彦根城に立ち寄り、人気マスコットのひこにゃんに会って帰りました。
念願だったアップル歯科見学
2009年9月6日
8月の日曜日に
今年行かせていただいているセミナー関係の
ミーティングが兵庫県明石市にあるアップル歯科クリニックであり、院内見学も一緒にさせていただきました。
元銀行という広い立地はもちろん、院内の設備の充実度はもちろんのこと、ありとあらゆる所に
来院者の方への気配りを感じることがたくさんありました。
吉見院長のビジョンを、多くのチームメンバーと共有し、
一緒に形にして、今があるのをひしひしと感じ、日曜で診療はありませんでしたが、
その院内の空気にふれることができ、とても勉強になりました。
勉強会の内容は
初診の方が来院され、いかに満足していただく説明、内容、今後の治療行程の説明などを各医院でまとめていただき、
みんなで話し合いました。
各医院のいい部分をより、みんなで共有し、なおかつ、全Drが同じ品質で、行うための仕組み作り(言葉でいうのは簡単ですが・・・)
をみんなで意見を出し合い、次回の勉強会にこれをいかし、今後も話し合う予定です。
帰りは、山川事務長に車で送っていただき、一緒に、元町で、中華を食べながら、普段なかなか話せない
プライベートな話しもしながら、帰り、明日への元気をもらった一日でした。
